新任管理職専門コーチの田端です。
いよいよ東京でも一日のコロナ感染者が40人を超え、
だんだん感染拡大への危機感が迫ってきておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。
私は幸いクライアントとのコーチングはすべてオンラインで実施しているので、
仕事上は特に影響は受けておりませんが。
とにかく一刻も早くこのパンデミックが収まることを願うのみです。
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ここ数年、管理職になりたがらない人が多い、という話をよく聞きます。
奇しくも先日、
「管理職って、楽しいんですか？」
そんな鋭いツッコミを入れてくれた人がいたのでお答えします（笑）
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結論から言うと、
はい！ 楽しいです！！！
確かにいろいろありますよ。
想像を絶するリアクションをする部下に遭遇したり、
順調に進んでいたプロジェクトが突然、外部要因で吹っ飛んでまったり。。。
（今のコロナ渦等はそのいい例ですね。）
でも楽しいです。
では、その管理職の楽しさをいくつかご紹介しますね。
１）グループ・ダイナミクスの醍醐味を実感できる。
なんといっても、一番おもしろいのがこれでしょう！
一人で考えていると、しょせん自分が
持っている知識と経験からしか発想できないので、
考え出せる選択肢は限られています。
また、多くの人に意見や考えを聞いて回っても、
それはただの足し算にしかなりません。
でも、管理職になって、
解決すべき課題について、会議を招集し、
その場で部下全員が活発に意見を述べ合い、
討議していくと、掛け算になるんですよ！
今まで誰も気づいていなかった可能性とか、
解決方法の発見につながることがあるんですね。
また、あなた自身や部下にとっては今まで気づいていかなった、
未知の可能性を発見することにもつながります。
以前の投稿で紹介した
「ジョハリの窓」
でいう、4つ目の「未知の窓」を発見したような、
そんな発見があるんですよ。
https://ameblo.jp/asnaoki/entry-12130472114.html
これができると、興奮しまっせ～！
最初は
「できるわけないだろう。。」
と斜に構えていた部下も
「これならできるかも！」
と目を輝かせてきます。
そんなときは、思わず心の中で、
（よっしゃ！）
なんてガッツポーズしてますけど。
すると職場全体が活気ついてきて、
部下も積極的に仕事に取り組むようになるんですね。
こうなれば、あなたは何もしなくても
後は部下がドンドン仕事を
進めてくれるので、楽ですよ～。
２）自由度が上がる。
当然会社のルールがあるので、ある程度
の制限はありますが、あなたの判断で
自由に決められる範囲が広がります。
平たく言うと、
あなたがやりたいようにやれる範囲が広がるんですよ！
自分で何をするか考え、上司や本部長を説得し、
思い通りの仕事をやれる！
確かに大変なこともありますけど
達成できた時の充実感はひとしおです。
好き勝手に物事決めて、
やりたいように自由にやれる、
楽しいと思いませんか？
＊もし、あなたが、
「自分で何をするか考えるのも嫌だ。」
「人にやることを決めてほしい。」
と考えていたら、
管理職にはならないほうが
イイかもしれませんけどね。
３）人を育てる喜び
また人を育てるっていうのも面白いものです。
自分が見込んだ部下が期待通りに
育ってくれたら、もちろんうれしいし、
はたまた、
他の人が見捨てていた人を
自分が立ち直らせることができたら、
この時の達成感もハンパじゃないです！
また、部下からも感謝されるし。
もちろん、中には扱いずらい部下もいます。
でもそんな部下だって、あなた次第で
自発的な頼れる部下にもなるし、
あなたにだけは、良くしてくれる。
なんて事も起きるわけですね。
＊あ、これは私のクライアントの方の体験です！
４）会社への不満が減少する。
私の場合、平社員時代は会社に対する不満が
多かったような気がします。
「なんで、こんなバカなことするんだ！」
みたいなこと、しょっちゅう思ってました。
でも、管理職になると、
会社が意思決定するプロセスに
ふれることができるんですよ。
すると、なぜ、そういう考えに至ったかが
分かるようになってきます。
そうなると、その決定に至ったのには
いろんな理由、状況が絡んでいたことも
理解できます。
すると、
「たしかに、こりゃ大変だな～。」
みたいな理解ができるので、
会社への不満が減少していくんですね。
よく、管理職はストレスが溜まって大変、
と言う話を聞きますが、
会社への理解が深まる分、
ストレスレベルが下がる一面も
あるんですよ。
５）自分が成長できる。
色々書きましたけど、これらすべての体験が
あなた自身を成長させてくれます。
いつも書いていますが、
人は元々成長することが
うれしい生き物なんです！
平社員のままで成長できる範囲と
管理職になって成長できる範囲は
明らかに違いますから、
この喜びの幅も量も違っています。
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以上、管理職のおもしろさを
思いつくままに書いてみましたが、
いかがでしょう？
もちろん、いい話ばかりではありません。
いろいろ苦労もあります。
嫌な部下も育てなければいけないこともあれば、
時には無理難題と思われる課題に
取り組まなければいけないこともあります。
でもこれら全てを乗り越えた時、
あなたの人や出来事に対する
対応力は各段に上がっています。
以前に比べれば、
かなりの事に余裕で
対処できるようになってます。
三輪車しか乗れなくて、
家の近所でしか
遊べなかった子供が、
自転車に乗ってスイスイどこでも
好きなところに行けるようになるような、
そんな感じでしょうか。
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子供の頃、自転車に乗ろうと思ったら、
誰だって、最初の内は転んでけがします。
でも自転車に乗れるようになったら、
行動範囲が全然違ってきますよね。
移動速度だって全然違います。
私は、もしあなたに管理職という
自転車に乗るチャンスを
与えられたのであれば、
是非その自転車に乗れるように
なって欲しいと思います。
そして、あなたの行きたいところへ
もっと遠くのところまで行ってみて、
楽しんでほしいと思ってます。
どうです？
管理職という自転車に乗って、はるか彼方まで遊びに行ってみませんか？
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