
2023年11月4日、家族の絆を深めるために、大人の親戚が一堂に会し、和やかな雰囲気の中で親睦会を開催しました。その場で、夫がある重要な提案を持ち出しました。それは、広島市内の様々な場所に散在している家族の墓を一つにまとめるという、大胆かつ意義深い計画でした。
具体的には、比治山、寺町、南区に点在する先祖のお墓から大切なお骨を、現在宮島にある祖父母の墓に移し、一つの場所で先祖を敬い、家族の歴史を記憶していきたいという思いが込められていました。この提案は、家族の絆を強め、先祖への敬意を表す新しい形を模索する試みでもありました。
しかし、この計画には慎重に考慮すべき課題がありました。家族の中には様々な宗教的背景を持つ人々がいたのです。比治山の親戚は天理教の信者であり、私自身はキリスト教の信仰を持っています。そして、他の家族メンバーは仏教(浄土真宗や真言宗など)を信仰しています。
これらの宗教的多様性を尊重しつつ、全ての家族が心地よく感じられる解決策を見出す必要がありました。そこで、以下のような提案がなされました:
1. 墓の形式を洋式にする。
2. 特定の宗教的慣習(例えば線香を立てるなど)は控える。
3. 墓碑銘には個々の家の名前ではなく、全ての家族を包括する「絆」という言葉を刻む。
4.墓誌には祖父母、義母、夫、わたしなどの名を刻む。
5.その際は、うちの方で費用を負担する。
この提案は、多様性を尊重しつつ、家族の一体感を象徴的に表現する方法として、参加者の間で好意的に受け止められました。
幸いなことに、2人の親戚がこの意義深い取り組みに賛同し、経済的な支援を約束してくれました。この協力的な姿勢に勇気づけられ、夫は今月から具体的な行動を起こし始めました。
最初の段階として、各地に散在する墓の整理、いわゆる「墓じまい」に着手しました。これは単なる物理的な作業ではなく、家族の歴史と思い出に向き合う感動的なプロセスでもありました。
しかし、このプロジェクトが進む中で、予期せぬ展開が待ち受けていたのです。それは……