講座資料(課題随筆編) | 明日へのまいにち

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写真とイラストにコメントしつつアメブロのお題に挑戦してみます。


先日から、中国新聞文化センターの講座を
受講しようととがんばってるんですが、
この講座では文集(『えんぴつの花』)が出版されており、
わたしのところへその資料が送付されてきました。
ざっと読んで感想を書いてみます。
ちなみに講座開始は今月の20日からです。

テーマ「山登りの楽しみ」

「憧れの富士山」 松田純子
 なんとなく憧れていた富士山に登攀したら
 思ったより大変だった、という随筆。
 ご来光の場面は感動しました。
 3,000メートル級の山に挑戦するなんてすごい。
 でもマネしたいとは思わない。
 出来っこないもん(爆)
 わたしには低山で手いっぱいだよ!
 そう言えば、去年秋ごろ低山を踏破する予定だったのに
 やってなかったな……

「山小屋のおじさん」 平井千秋
 大学卒業前に石鎚山へ登ることになった思い出を
 随筆で語る。
 石鎚山は、わたしと夫も登ったことがあります。
 夏でした。
 冬の山はめちゃくちゃコワイから
 平井さんは山小屋のおじさんの言うように
 すぐに下山が正解。
 それにしても、山小屋のおじさんはどういう日常を
 送っているのだろうか。
 食事はどうしているのか、興味がある。

 「そろばん」 藤本登美子
 島根県益田市に生まれた藤本さんの、
 山登りとそろばんの随筆。
 柿本人麻呂関連の山があり、
 そこの社務所でそろばんを学んだ、
 ということが面白い。
 山登りの楽しみというテーマとは
ズレてるんだけど、
同じような体験になってしまいがちな
随筆に、新しい切口が新鮮。

「秘密」 堀行丈治
山登りに無理解な弟と母。
山登り大好きな自分。
仕事も家の畑仕事もないときは
山登りしていたけれど
それは家族には秘密。
もし万が一のことがあったら
みんな驚くだろうかというところが
イタズラ心を感じさせる。
秘密は人を成長させるのだろうかと
ふと考えてしまう良品。

富士山