介護保険について、思うことがある。要支援1要支援2という区別は、要介護になることにしかつながらないのではということだ。
要支援1になってもそれをリハビリなどでそれ以上の悪化を止められればいいのだが、それが止められない。
せめてその悪化を止めるようなリハビリ計画を
するべきではと思うが、見たところそれがない。
そこで振り返って考えてみるに、そもそも日本の保険制度には予防という概念はないのである。
つまり、予防するなら有料でお願いします
というシステムになっている。病気にならなければ、あるいは介護にならなければ保険が使えない。
これは間違っていると思う。
現在、少子高齢化や人手不足などにより医療費や介護費用がどんどん高くなっている。
高い治療費や介護費用が保健などから出て行かないようにすることが本来あるべき姿ではないだろうか。
今の制度のままでは、どんどん金銭的にも悪くなるしかない。もっと予防介護もしくは予防医療に力を入れるべきではないだろうか。