今日は、大切な友達のお母さんが、亡くなられました。
新年度のはじまりのころ、調子がすぐれないと聞いていましたが
今日、亡くなられたことを聞いた時、突然のこととして、最初意味を受け入れられなかった感じでした。
たびたびお会いできる間柄ではなかったお母さんでしたが、
よくお互いの母親の事を話していた友達だったので、
とてもお人柄も知っていたし、
やさしく笑うそのお母さんを、なんだか大変親しみ深く感じていました。
日ごろは、私たち主婦というものは毎日に追われ、
毎日毎日の生活のことを友達同士で把握しあうのも難しくなってしまいます。
でも、今日連絡が入った時、すぐに『会いにいこう・・！』と思いました。
一般的に、自分達母親の一番の見本は、やっぱり自分たちの『おかあさん』で、こころの支えになっているのは、いくつになってもそんな『母親』なんだろうと思います。
早くにお母さんが亡くなられた方ももちろんいるでしょうが、
まだまだ、元気なお母さんをおもちの方もいるでしょう。
でも、順番からいえば平均して、
そろそろちょうど親を看取る時期に、私の世代は来ている様な気がします。
どのような経過であっても、親を亡くすとき、
「あのとき、もっとああしていれば・・・」
必ず、そんな後悔をするものです。
今日の友達も、そうでした。
『病院に、文句言ってやりたい・・』
分かるよ、その気持ち。
ちょくちょく、７０を超えると、何かしら病院には通うもので、
彼女のお母さんも、まさにそうでした。
なのに、もう、末期って・・・。
本当にくやしい気持ちでしょう。
私の母も例外ではなく、持病があり、ちょくちょく通院しています。
でも、腫瘍マーカーなんかの検査を含め、くわしい健康診断などを頻繁にしているかまでは疑問です。
『いつかは・・・・・・』
逃れられない運命ですね。
前もって聞かされていても、覚悟なんて出来ないもんです。
人間の生まれた数だけ、別れはやってくるんですもんね。
今は、亡くなられた直後なんで、彼女も用事をこなしていましたが、
それでも明日はやってくる、を繰り返していくうちに、
本当にさみしくて、やり切れない時が必ずやってくるでしょう。
でも、ちゃんと、お母さんを送る気持ちで頑張ってた。ほんとにえらかった、ほんとに。
私なら、もう生きていられなくなるかもしれないよ・・・。
でも・・・。
私なんて、何か出来るような人間ではありませんが、
でも一緒に、お母さんの事を忘れないでいたいなぁと思います。
これからも、一緒に泣いたり、笑ったり、していきたいなぁと思います。
『元気、出してね・・・』
これを読んでくれたすべての人にも、形はいろいろにせよ、辛い事や悲しい事が今後もあるでしょう。
でも、本当に、みんなが笑顔になれたらいいなぁと、心から思います。
この場でつながった、みなさんに対しても本当にそんな気持ちで、いたいと思います。
もし、まだ元気なお父さんお母さんがいらっしゃるなら、
今日は、一緒にこんなこと、考えてみませんか・・・
ひとりになると、考えますね。いろいろと。