昨日と今日、情報セキュリティの審査で高崎へ行ってきました。
高崎という街は、私にとって少し特別な場所です。
昔、学習塾を展開していた頃、何度も訪れていましたし、
さらに昔には前橋に住んでいたこともあります。
前橋が県庁所在地なら、高崎は商業の街。

駅前には全国的にも有名なヤマダデンキ本社があります。
今回は高崎駅前のホテルがかなり混み合っていたため、
少し離れた観音山近くのホテルを予約しました。
高崎観音で有名な、観音山です。
泊まったホテルは、最近では少なくなった“昔ながらの宿”という雰囲気。
豪華さよりも、「泊まる」という本来の目的に近い感じでしょうか。
どこか、昔のユースホステルのような空気がありました。
浅草から高崎までは、在来線で1時間半以上。
新幹線ならもっと早いのですが、今回は業務上の規定もあり、
のんびり在来線移動です。
でも、こういう移動の方が、街の空気を感じられて私は嫌いではありません。
さて実は今回、高崎へ向かう前に大宮で途中下車しました。
手術した目の検査があったためです。
そのあと少し時間ができたので、
大宮駅近くの「宇宙劇場」というプラネタリウムへ立ち寄ってみました。

「平日だけど、今もやっているのかな?」
と思ったら、ちゃんと上映していました。
平日の昼間だったので、お客様は15人ほど。
家族連れやカップルの中に、ビジネスバッグ姿の私が一人混じっていました。
演目は今日の夜空。
最近のプラネタリウムは、本当に綺麗ですね。
昔の大型投影機とはまた違って、小型でも驚くほど繊細な星空を映し出します。
45分ほどの番組でしたが、静かな生の語りと星空だけで十分に楽しめました。

プラネタリウムには個人的にも思い出があります。
小学生の頃、名古屋市科学館のプラネタリウムによく連れて行ってもらいました。
当時としてはかなり大規模な施設で、科学館へ行くと展示のボタンを押しまくっていた記憶があります。
さらに数年前には、実際にプラネタリウムでコンサートを行ったこともありました。
葛飾の天文施設で、ミュージカル仲間と共に「ミュージカルヒストリー」のような企画を上演したのです。
私のオリジナルソングを中心に、
ギリシャ神話をモチーフにした作品も上演しました。
星空の下で歌うというのは、普通のホールとはまったく違います。
音が宇宙へワープするような、不思議な感覚があります。
By KAGAYA(宇宙劇場の壁面)
また、以前ライブで歌っていた「主よ身許に近づかん」という曲では、
画家のKAGAYAさんの弟様が音楽を担当された
「銀河鉄道の夜」関連作品の伴奏音源の使用許可をいただいたこともありました。
振り返ると、自分の人生の中で、“星”という存在は不思議と何度も現れている気がします。
今回の高崎出張も、
情報セキュリティの審査という堅い仕事の旅だったはずなのですが、最後には星空の記憶につながっていきました。
仕事の移動中、ふと途中下車してみる。
そんな寄り道も、悪くないものですね。
それではまた、どこかの星空で。
(宇宙劇場の壁面)





