今日はお昼に、45分ほど発声練習をしました。
だいたい週に3日、合計で3時間ほど。自分にとっては、
スポーツでいうストレッチのような大切な時間です。
内容は大きく2つ。
ひとつはポップス寄りの発声、もうひとつは喉の奥を開き、喉を下げて響かせるクラシカルな発声です。テノールの声とヘッドボイス、この2つの使い分けを意識しながら練習しています。
歌う曲もさまざまです。ポップスでは「The Player」、そして玉置浩二さんの「メロディー」。一方でミュージカル曲やデュエット曲、「トゥナイト」や「レ・ミゼラブル」の楽曲なども、
昔のワークショップで学んだものを今でも歌い続けています。
どちらかというと、私にとってはクラシカルな発声のほうが自然で出しやすい。逆にポップスの高音は、若い頃は勢いで出せていたものの、今はなかなか難しさを感じます。それでも、両方の声を行き来できるようにしたい
――そんな思いで続けています。
ただ、最近よく考えるのです。
「何のために歌っているのか」と。
ライブの予定があるわけでもなく、フリーライブの計画もまだない。
やろうと思えばできるけれど、集客という現実的な壁もある。
昔のように福祉施設を回るという道もあるけれど、
今の自分の方向性とは少し違う気もする。
そうやって考えていると、どうしても足が止まりそうになることがあります。
でも、ひとつだけははっきり感じていることがあります。
人は、止まると弱る。
動き続けていれば、少しの力でまた前に進める。
これは体も、声も、そして人生も同じなのだと思います。
私は今、人生でいえば、秋から冬へと向かう季節にいます。
だからといって、全力疾走をするつもりはありません。
短距離走のように走るのではなく、無理のないペースで、でも歩みは止めずに――いわば“人生のジョギング”のように進んでいきたいと思っています。
大切なのは、無理をしすぎないこと。
でも同時に、まったく負荷をかけないのも違う。
少しだけ体に、少しだけ心に刺激を与え続けること。
それが、衰えを防ぎ、また次の一歩を生み出してくれるのだと思うのです。
これからの20年、どんなふうに時間を使っていくのか。
仕事を磨くことも大切。
声を維持することも大切。
そして、できることなら、もう一度人前で歌う機会をつくりたい。
大きな夢も、まだ心の中にあります。
たとえそれが叶わなかったとしても、夢を持ち続けること自体が、生きる力になるのではないでしょうか。
このブログは、そんな「人生後半戦」を歩く方々に向けて書いていこうと思います。
無理はしない。
でも止まらない。
お互いに、自分のペースで、
それぞれの秋から冬の時間を、少しでも豊かにしていけたらいいですね。





