最近のマイブームは「知の追求」

最近のあなたのマイブームは何か???

と聞かれたら何と答えるでしょうか。

 

私は、格好よく言うならば、「知の追求」です。

 

つまり、人間というものはどこまで記憶し、どこまで理解できるのか
そんなことを考えるようになりました。

 


私は今年で67歳になります。
残された人生を考えると、あと20年くらいと見積もっておいた方がいいのかな、

とも思います。

最近はインターネットなどで、著名な方々の訃報を目にすることも増えました。
平均的に見ると、男性の場合は60代から80代の間で人生を終える人が多いように感じます。

そう思うと少し切ない気持ちになる反面、

時間の価値というものを強く意識するようになります。
お金には代えられない、その人の人生の価値というものが、年齢を重ねるほど重みを増してくるように思うのです。


人生と「生きるための仕事」

人は生まれ、物心がつき、歩き出し、社会に出ていきます。
家庭を持つ人もいれば、持たない人もいる。
それぞれにさまざまな人生があります。

そして多くの人は職業を持ちます。
この社会、この世界では、働かなければ生きていくことができないという宿命のようなものがあります。


ある意味では、人類の「ことわり」と言えるのかもしれません。

私たちは食事をします。
なぜ食べるのかといえば、生命を持続させるためです。
生きるためにエネルギーを摂取し、本能的に生命を維持しているわけです。

人間は「万物の霊長」とも言われます。
頭脳が発達し、農業、林業、水産業、工業など、さまざまな分野で活動しながら生きています。
どんな仕事であっても、人類が生きていくためには何らかの生業が必要である。
それは人類誕生以来の原則のようなものなのかもしれません。



人生は選択の連続

少し話がそれましたが、そうした社会の中で、
一人の人間としてどう人生を歩んでいくかを考えられるようになったのは、
今の年齢になったからなのかもしれません。

学生の頃はそんなことをほとんど考えませんでした。
ただ毎日を楽しく生きること、平和な世の中が続くこと、そして自己実現。

自己実現といっても、多くの場合は経済的な成功を意味していたように思います。

就職すればもっと良い会社に行きたいと思う。
私自身も30代の頃に独立し、会社を起業しました。

では、なぜそのような選択をしたのでしょうか。

 

人によっては
「人生は生まれる前から決まっている」というスピリチュアルな考え方もあります。

一方で、
「人は生まれてから自分の自由意志によって選択し、人生を作っていく」という考え方もあります。

 

どちらが正しいのかは分かりません。
しかし私の場合、この二つを否定するつもりはありません。

もしかすると、人は生まれてくる前に、
ある程度の人生のベクトルのようなものを持っているのかもしれません。

その上で、人との出会い、物との出会い、出来事との出会いの中で、
試行錯誤しながら人生を歩んでいくのではないかと思うのです。

人生は無数の分岐点

人間の人生は常に分岐点の連続です。

しかもそれは二つの道だけではありません。
一つではなく、二つ以上の分岐が常に存在しています。

私たちはその瞬間瞬間で選択をし続けているのです。

 

そのとき、まず大切なのは
自分の人生にとって良い選択ができるかどうか

 

次に、家族や周囲の人たち、社会に対して
良い影響を与える選択なのかどうか

 

さらに俯瞰して考えれば、
世界、地球、太陽系、銀河系、そして大宇宙へと広がっていきます。

一人ひとりの思考や選択の積み重ねが、この世界の形を作っているのかもしれません。


科学は進歩したが、心はどうだろうか

人類は科学技術の面では確実に進歩してきました。
生活は便利になり、多くの発明が生まれました。

しかし、心の進化という点ではどうなのでしょうか。

もし人類の歴史を一人の人間の成長に例えるならば、

  • 古代は「よちよち歩きの幼年期」

  • 近代は「青年期」

  • そして現代は「大人」

そんな段階にあるのかもしれません。

もし今が人類の大人の時代だとするならば、

私たちは膨大な情報の中で生きています。

古代の人々とは比べものにならないほどの情報量を、
毎日、毎瞬間、受け取っています。

朝起きてから眠るまで、
出会う出来事、聞く言葉、読む文章、
すべてが情報として脳に入り、
それが未来を形作っていきます。


それでも世界は争いを続ける

しかし世界を見渡すと、
人類は本当に成熟しているのでしょうか。

第二次世界大戦の時代から、人間の心はそれほど成長していないのではないか、

と感じることがあります。

 

今でも世界のどこかで紛争が起きています。

中国と台湾の問題
ウクライナの戦争
イランをめぐる緊張

世界全体が完全に平和な状態であることは、
ほとんどありません。

そう考えると、人類は技術的には進歩しても、
心の進歩という点ではそれほど変わっていないのではないか
とも思うのです。


知の追求として

今日は少し、
知識、つまり「ナレッジ」の追求として、
私が普段考えていることをエッセイのように書いてみました。

人生とは何か。


人類とはどこへ向かうのか。

そんなことを、残された時間の中で
これからも考え続けていきたいと思っています。