先日昼下がり、駒形~蔵前の隅田川沿いの脇道を散策。

オシャレな店が点在しています。

 

↓は少し¥が高く、予約中心のお店でした。 ダイアル。

 

 

ものづくりの街、バンダイ~エポック社、など

そして新しいカフェやショップが次々と生まれる街、蔵前。

 

その一角、隅田川のほとりに佇むイタリアンレストラン

 

「Inf 隅田川イタリアン」で、午後のコーヒータイムを過ごしました。

窓の外に広がる穏やかな川の流れを眺めながら過ごす時間は、思わぬ記憶を呼び覚まし、会話がどこまでも広がっていく、そんな豊かなひとときでした。

 

川沿いの隠れ家イタリアン「Inf」にて。

 

コンクリート打ちっぱなしの壁に、温かみのある木の棚やテーブル。

インダストリアルでありながらどこか落ち着く店内は、

まさに大人の隠れ家といった雰囲気です。

 

壁の棚には、浮世絵を思わせるアートピースが飾られ、

空間に彩りを添えています。

 

私たちは窓際の席に腰を下ろし、流れる隅田川と対岸の景色を眺めながら、

デザートとコーヒーを注文しました。

運ばれてきたティラミスは、季節のフルーツが添えられた美しい一皿。

濃厚なコーヒー、ゆったりと味わいます。

 

 

ふとメニューに目をやると、会話が弾み始めます。

 

「カンパチのカルパッチョ」

「鮎と野菜の焼きリゾット」

「夏野菜のトマトソースフジッリ」。

 

イタリア料理のメニュー名は、使われている食材が丁寧に記されていて、

想像力をかき立てられます。

「日本の料理だと『焼き魚』で終わるところを、

素材の名前を一つひとつ連ねるのがおしゃれだよね」なんて話しながら、

文化の違いに思いを馳せました。

 

窓の景色から広がる物語

 

目の前の大きな窓は、

まるで一枚の絵画のようです。

 

穏やかに水をたたえる隅田川、その上を渡る橋、

 

そして対岸に並ぶビル群。ずっと見ていても飽きないこの景色が会話をさらに遠くへと運んでくれました。

 

「あのマンションに住んだら、駅はどこが便利かな」

「夏の花火大会の日は、この席を予約できたら最高だろうね。きっとすごい人気だろうけど」。

 

そんな他愛ない話から、

対岸のビルの屋根に見える太陽光パネルに気づき、

「あのビルの名前は何だろう?」と目を凝らしてみたり。

 

日常の風景が、少しだけ特別なものに感じられる瞬間です。

 

この景色は、さらに昔の記憶の扉も開きました。

 

かつて誰かが歌っていた音楽祭のこと、その才能を見出した人のこと。

一つの風景をきっかけに、人の縁や才能、芸術を応援することの尊さなど、話は思わぬ方向へ。

 

果ては「浅草オペラを復活させるには、大谷翔平選手と友達になるしかない!」なんて、壮大で少しおかしな夢物語にまで発展しました。

 

一杯のコーヒーから始まる、こんな自由な空想の時間こそ、

何よりの贅沢なのかもしれません。

 

コーヒーの後の、あてもないふらふらと散策

 

名残惜しい気持ちを胸にカフェを出て、

夕暮れの蔵前を少し歩いてみることにしました。

個性的なアクセサリーショップなどが軒を連ねています。

 

これは手作り指輪のお店。

 

 

ショーウィンドウに飾られたユニークなデザインの指輪を見つけて、

「こういう変わったデザインもいいね。意味は自分たちで作ればいいんだから」と。

 

この街には、

日常を少し豊かにしてくれるヒントがたくさん隠されているようです。

 

蔵前での午後は、

美しい景色と美味しいコーヒー、

そして心豊かな時間となりました。