緑の窓際に

味わい深い みどりの 存在があった。

手を伸ばして 器をささえ覆う金色を 

指の先で すっとなぞれば

その滑らかで すべるような、

艶かしくもある 肌の感触が、 

心を 撫でていく。

そして あたりに拡がる 沈着な空気が 

僕を 異国に連れていく。


Photo by TaRO at IZU.