[ ワイン ]

海の青と 空の蒼の織り成す高原の町で

ステンドグラスの 燻された緑や朱が

あたり一面と溶けあい 何と見事なことか。

チャペルの窓際に 置かれたワインが 2つ3つ見え

今にも 花嫁衣裳を纏った 天使のような娘が  

石畳のテラスに 出てこやしないかと 

若者たちが 息を凝らして カメラをむけている。

秋も近いというに まだ芯まであたたかい風が 

そよそよと吹き抜けていく ゆっくりとした 昼下がり。

このまま ずっとここにいれば きっと

ロミオとジュリエット の 甘い夢に 

とりつかれてしまいそうだ。



Photography & Poem by Taro
※伊豆ステンドグラス博物館、教会にて。

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