[ しおからトンボ ]

昼下がり 窓を開けると・・・

涼しい風が 頬を撫で通りすぎていった。

窓の外、錆びついた物干しの先に

トンボが 静かに留まっている。

夏はとうに過ぎ 森は茜に染まる手前だというに、

夢の続きをみているのか。

来る日も来る日も 追いかけられた 

あの夏の日を 思い出しているのか。

パソコンのキーボードをカチカチとした 直後

同じ色の秋に染まろうと 

彼は すっと 青空に消えていった。


Photography by Taro izanagi

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今日は 上尾へ お客様主催の

プライベートコンサートへ向かいます。

よき一日でありますように。