立春とは1年間を24に分ける「二十四節気」の中の一つで
太陽の角度(太陽黄経・黄道)を24分割したものになります。
上の図を見てもらうと分かるように
1年を春夏秋冬で4つに分け
それを更に6つに分けて24分割したもの・・・と考えると
イメージ的に分かりやすいと思います。
占星術は黄道を12分割して星座が割り当てられているため
各星座に2つ二十四節気が入っています。
立春は春のスタートであり、二十四節気のスタートともなりますので
日本人が昔から親しんできた暦の世界でのお正月であり
一部では天界のお正月とも呼ばれます。
今私たちが日常で使っているグレゴリオ暦は1873年(明治6年)の1月1日から使用していますので
(1872年の12月3日が1873年の1月1日になりました)
「新暦」と呼ばれるグレゴリオ暦はまだ150年ちょっとの歴史しかないのです。
その為、易など昔からある占いでは旧暦での歴史が長く
立春を境に運気が入れ替わると考えられていますので
占いなどに興味のある方は
何となく耳にされたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
占星術でいうと立春は太陽が水瓶座の15度のタイミングで
エンジェルズゲートが最大限に開くタイミングです。
最近は二十四節気はあまり意識されることもなく
立春よりは節分の豆まきの方がイベントとして注目をされているため
節分が何かの節目なんだ・・・と認識されている方も多いでしょう。
「“節分”は季節が変わる(分かれる)日」を表すので
実は年に4回、立春・立夏・立秋・立冬と
各季節が変わる前日が節分になります。
立春前の節分だけフォーカスされがちなのは
天界のお正月前に邪気払いをして福を呼び込み
良いエネルギーで1年を過ごそうというところからではないかなと思っています^^
12/31に大掃除をするのと同じで、
豆まきをすることでエネルギーの大掃除をする感じですね☆
節分 以外にも
彼岸
土用
というのはこの二十四節気をベースにある
「雑節」というもののになります。
「土用」はウナギを食べて精をつけるというのが有名ですが
これは夏土用の話で
節分と同じく年に4回あり
立春・立夏・立秋・立冬の前から18日間の期間を示しており
土を触るのは避けた方がいいといわれる時期にあたります。
(出展: Wikipedia )
ちなみに昼と夜の長さが同じになる春分は
太陽が12星座のタップバッターの牡羊座入りするタイミングとなるので「天界のお正月」に対して私は「宇宙のお正月」と言っていましたが
最近は「宇宙元旦」と呼ばれ出しましたね😊
旧正月や春節は太陰太陽暦を基準に考えるので
毎年日にちが変わるのでややこしいですが🤣
新たなエネルギーがスタートする日です。
良いエネルギーをしっかりつかんでいくには
宇宙の動きに自分の動きを合わせる事。
今までの自分と向き合い、不要なものを手放して
新しい流れをスタートしていきましょう