子育て：小さな小さな声と優しい笑顔 続編 2

すると、先生は少しの間黙っていましたが、やがて小さなヒソヒソ声で、
「みんな～　こっちにあつまって～」
と言うのでした。

大きな声で叫んでも聞こえないのですから、小さなヒソヒソ声ではお祭り騒ぎの子どもたちの耳には当然届くはずはないですよね。


その様子を見守る保護者も、＜この先生大丈夫なのかしら・・・？＞と不安げで引きつった顔になっています。

しかし、そのうちに何とも不思議な現象を見ることになるのです。

なんと、騒いでいる子が、先生の近くの子から騒ぐのをやめて、先生の足元に座るのです。
一巻きが座ると、それに気づいたその周りの子たちが座り、そのまた周りの子たちが座るのです。

まるで、押し寄せていた波が足元から徐々に引いていくかのように子どもたちの姿が先生を中心に静まり返っていくのでした。

全員が座るまでの間先生は、決して大きな声は発しませんでした。終始小さな小さな声で聞こえる範囲の子どもたちに話しかけていました。

耳を澄ましていると、先生の声が聞こえてきました。
「おかあさんたち　きてくれて　よかったわね」
「きょうも　たのしくしようね」
と、優しい笑顔でささやいていました。

子どもたちはみんな、先生の声を聞こうと、もっともっと静かにしようと口をつぐみます。目も耳も少しでも先生の側に近づくよう、身を構えます。

そのうち静寂が取り戻されると、先生はやや小さめの、それでも普通の声で話し始めました。


次回へ続く。。。





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子育て：小さな小さな声と優しい笑顔 続編

以前、『小さな小さな声と優しい笑顔』をお伝えしましたが、そのことでひとつ思い出したことがあるので、続編としてお伝えしていきたいと思います。

思い出したこととは、私の子どもが幼稚園に通っていたときのことです。その時の、担任の先生のことを思い出したのです。

たしか、うめ組でしたでしょうか？
年少組の、原◯先生という女性の先生です。

それは、ある保護者参観の日のことです。子ども達は、自分のお母さんやお父さん、またはおばあちゃんが来ているという、いつもと違った状況にことの他テンションが上がっていました。

これ、よくあることですよね。
子どもたちは、日頃おとなしい子であっても、もれることなくはしゃぎますね。

保護者はお約束の位置にいるわけですが、子どもたちはもうグチャグチャ状態で収拾がつきません。

始め先生は、
「みんなっ！こっちにあつまってっ！」
と、大きな声で何度か言うのですが、聞くものではありません。


次回へ続く。。。




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2013年 新年明けましておめでとうございます･:,｡*:..｡o○☆

あけましておめでとうございます　
2013年が、みなさにとりまして益々輝かしい年となりますようお祈りいたしております


お正月、みなさんいかがお過ごしでしょうか？

お子さんがいらっしゃると、なかなかゆっくりできないかもしれませんが、ご家族そろって過ごせることはなににも代え難い幸せなことですよね。


この冬は例年にも増して寒さも厳しく、風邪もひきやすくなっているようです。お子さんの健康管理だけでなく、お母さんの健康も大事ですので呉々もお気をつけください。


今年も、子育てに関わる方々のお役に立てる活動や発信をし続け、たくさんの方との出会いを大切に、また楽しみにしていきたいと思っております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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みなさん良いお年をお迎えください 〜♪

2012年という年は、みなさんにとりましていかがでしたでしょうか？

とかく、あまり良くないことを思い出してしまいがちですが、ささやかでも楽しかったこと、嬉しかったことに思いを巡らし、健康で締めくくれることに感謝したいと思っているところです。

以前、黒柳徹子さんの名言『反省しない』についてブログでアップしたことがあります。（参考まで：　http://ameblo.jp/askamori/entry-10424488456.html）

子育てもそうですが、終わったことをくよくよと考えるよりも、明日のこと、ことさら今は、2013年をどう過ごすか？何をしようか？どこへ行こうか？等など、楽しいことを膨らませることの方がなにより大事なことと考えています。

いろんなことがあり過ぎて、一年があっという間に過ぎたと思う人、反対に長く感じられた人と、様々かと思いますが、皆さんと一緒に2013年を新たな気持ちで迎えていきたいと思っています。



今年出会った全ての方々に、心より感謝申し上げます。お世話になりました。また、今年出会えなかった方々には、きっと来年こそお会いできるものと楽しみにしております。

来年もよろしくお願い申し上げます。

それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

森　あすか





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子育て：小さな小さな声と優しい笑顔 2

程なく電車が来て待合室から出た私たちは電車に乗るのですが、さすがにこのようなお利口な？状態を長く続けつことは、子どもにとっては難しいだろうと思い、私は遠慮したつもりで少し離れたところに座りました。

電車の中も同じく乗客は少なく、私はそろそろ子どもたちの声が聞こえてきてもいい頃では思って、ちょっと耳をそばだててみました。どんなに賢い子であっても、所詮は子どもです。いつまでも窮屈な我慢ができるはずはありません。

しかし私の耳には、線路を走る電車のゴーという音と車内空調の鈍いボーという風の音、それに時折流れるアナウンスの他は何も聞こえてきませんでした。

ちらっと、目でその親子を見てみたのですが、相変わらず姉妹はキャッキャと満面の笑みを浮かべて、ジャンケンをしたり手遊びをしたり、何やら歌を歌ったりして楽しそうに遊んでいました。もちろん、小さな小さな声でのやり取りです。そしてその横には、やはり優しく見守るお母さんの笑顔がありました。

なんとも、不思議な光景に私は心が温かく、また優しい気持ちになったひとときでした。




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子育て：小さな小さな声と優しい笑顔

小さな小さな声と優しい笑顔

先日の、駅の待合室でのことです。

その日は電車待ちのお客さんも少なく、待合室は閑散としていました。私が座った横には若い女性、その向かい側には幼い、そうですね、4歳と5歳くらいでしょうか、二人の姉妹が座っていました。

この姉妹のやり取りに、私は驚きました。なぜなら、この姉妹は靴を脱いでイスに座り、ベンチ型のイスに横同士向かい合って、そしてとても小さな、ささやきとも思える声で、しかも楽しそうに遊んでいるのです。

初めは、どちらかの子に不自由があるのかとも思ったのですが、直ぐにそうでは無いことはわかりました。突っついたり、お腹を抱えて笑ったり、そんな時には当たり前のように口元に手を添えているのです。二人とも楽しそうにしていました。

私は、この子達の親御さんはどこかと少し考えたのですが、すぐ横に座っていた若い女性が、何ともいいあらわしようのない優しい面立ちで、子らを見守っていたのです。そうなんですね、この女性が姉妹のお母さんだったのです。

私はつい、
「お行儀がいいですね」
と、 “おばさん” を発揮して声を掛けてしまいました。

するとそのお母さんは、
「二人(姉妹)だと、こうして遊んでくれるので助かります」
と、返してくれました。


そういうことではなくて・・・との想いがありました。

今時、イスに靴を脱いで座る子がいるでしょうか？
小さな小さな声で楽しく遊ぶことの出来る子はいるでしょうか？

そんなことに触れたかったのですが、そんな褒め言葉は、このお母さんには言われなくても承知のはずです。だから、あえてお母さんもそれに触れないで済む言葉を返してくれたのでしょう。


次回へ続く。。。





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子育て講座のご案内：府中市生涯学習センター・家庭教育学級(後期)

子育て講座のご案内：府中市生涯学習センター・家庭教育学級(後期)


府中市の皆さんこんにちは。
今日は、来年早々に開催されます子育て講座のご案内をさせていただきます。

今年もまた、府中市生涯学習センター様より講師依頼をいただきました。お陰様で今年で5年目になりますが、なぜかそのほとんどがこの時期なのです。後期の講座ということで、年度の終わり頃にあたります。でも新しい年を迎え、そして年の初めの開催ということにとても新鮮で、また身の引き締まる、そんな想いを感じております。



それでは下記に講座のご案内をさせていただきます。



【平成24年度 後期 府中市家庭教育学級】

・開催：2013年1月19日(土)10:30～12:00
　　　　2013年2月2日(土)10:30～12:00
　　　　2013年2月23日(土)10:30～12:00

・〆切：2012年12月21日(金)まで

　＜テーマ＞
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
子育て　親の背中と子の笑顔
～　あったかい褒め方　まあるい叱り方　～


第一回目　子育ての主役
　　～　どちらが難しい？　褒めると叱る　～

第二回目　こんな子になってほしい
　　～　与えたいもの　与えられないもの　～

第三回目　子どもの世界
　　～　頑張りスギの木に実るもの　～
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝




＊詳しい内容は府中市の広報誌 12月11日号に掲載されますのでチェックしてください♪

＊府中市生涯学習センター配布チラシはこちらです↓ (地域に配布されたチラシ画像を掲載してみました)







以上です。


毎回が隔週とはいえ土曜日の午前中の講座です。一番寒い時期の外出でもあります。特に仕事を持っていらっしゃる方はゆっくりしたい朝ですよね。またご家族で一緒に過ごしたい土曜日です。

しかし、「そんなことはおかまいなしよ！」とばかり、これまで参加してくださった方は皆さんお元気なのです。

「電車を乗り継ぐよりも自転車の方がさあーっと来れますから」と、一時間以上自転車をこいで来てくださった方や、「時間がどれだけかかるかわからなかったので早めに来ました」と、30分以上も前に席に着いてくださった方、等など。参加者の方の意気込みエピソードはたくさんあります。

講師といたしましてはただただありがたく、頭の下がる想いでいっぱいです。そして、そのパワーに今回もまた触れさせていただけると思いますと、今から楽しみなのです。


府中市の皆さんー！

益々寒さが厳しくなりますが、お子さんやご家族のみなさんの健康管理だけでなく、ともすると無理をしていることにも気づかない程頑張ってしまっているご自身の健康にもどうかお気をつけ下さいね。


～それでは講座へのお申し込みお待ちしております
　　　そして皆さんにお会いできること楽しみにしております～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　森　あすか





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子育て：おんぶ だ〜いスキ！

　

　おんぶ　だ～いスキ！

　ママのせ背中が　あったかいから
　ママのお仕事　いっしょにできるから

　洗濯物を　干す時も
　お皿を　洗う時も
　掃除機を　かける時も
　なんでも　ママといっしょ

　ママが休憩する時には
　抱っこしてお話ししてくれる

　お出かけする時は
　ベビーカーで颯爽と！

　お話してくれる抱っこも
　爽快なベビーカーも　スキだけど

　やっぱりわたしは
　ママの背中がいい

　やさしいにおいのする
　ママの背中がいい

　いつの間にか眠ってしまう
　ママの背中がいい

　だから・・・

　おんぶ　だ～いスキ！





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☆ 夢は追うもの 7 ☆

夢についてはいろいろな考え方があります。

夢を持たなければいけない。
頑張れば夢は必ず叶う。
夢が叶うまで頑張らなければならない。
夢は決してあきらめてはいけない。
などと・・・。

子供たちにも、また大人の間でも夢を持つことの大切さが語られます。

しかし人生にはいろいろなことが起きてきます。どんなに頑張っても、それ以上前へは進めないこともあります。夢をあきらめなければならないこともできてきます。

でもそんな時にはゆっくりと別の夢を探せばいいのです。

次の夢に向かって、生きればいいのです。

夢は叶うまで頑張るのも、あきらめずに頑張るのも間違ってはいませんが、「追う夢があることが嬉しい」と、自分自身でも思えたらきっとステキに生きていけそうに思います。




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☆ 夢は追うもの 6 ☆

気になる先輩は、アルバイトから正社員へ昇格され、やがて副店長となりました。

その後、海外出店の第一号店店長に抜擢されましが、奇しくもこの朗報と時同じくして、悲しいことに母親はこの世を去ることとなりました。

こうして先輩も、音楽とは無縁の分野でその期待に応えるべく大きな夢を追うことになりました。

先輩の会社での信頼は、本人の資質からきているものなのかも知れません。しかしそれに加え、夢を追うことの大切さを身を以て知り、またそれを生きる力として日々頑張っていたからなどだということも事実です。


次回へ続く。。。



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