オランダで起業すると、VAT申請という会社の収入と支出を年4回申請します。

また、年1度M-formという、日本でいうところの所得税の申請を行います。

 

VAT申請で、事業関係の出費のうちVATという日本でいう消費税のようなものが返還されます。

この申請はほとんどの人が会計士さんにお願いするのですが、この費用が本当に様々です。

参考までに、多くのサイトではVAT申請費用の目安が100ユーロ前後で、150ユーロだと高いかも...と書かれていました。

 

私も、今回初めてのVAT申請の時期がやってきたので、会計士探しを始めました。

 

まず、ビザサポートもしている日本人のエージェントが仲介となる、VAT申請費用が1期で300ユーロプラスVAT(21%)。

21%は次期のVAT申請で返還されるものの、363ユーロを支払うことになります。

年間お得プランは、1500ユーロ+VAT(21%)=1817ユーロ(日本円で20万以上)ガーン

 

その上......

 

Taxに関する質問が3か月ごとにemailか電話で30分以降は追加料金ポーン

帳簿管理は、請求書/領収書が3か月で20枚以上からは、10枚ごとに30ユーロアセアセ

年4期の電子申告は別料金滝汗

基本的なもの以外の質問フォロー、リサーチは、1時間80ユーロ(VAT別)ゲッソリ

 

ぼったくりか.....という心の声を掻き消しながら、他の日本人エージェントの紹介していただいた会計士に連絡を取ったのですが、メールをして3日後に返信があり、その後全く返信がなくなってしまいました。

電話をかけてみると、連絡するからもう一度メールをください。と、言われメールをすると、約2週間後に返信がありました。

費用は、年間864ユーロ(VAT別)。

この864ユーロの内訳は、

1回限りのスタートアップコストというよくある(手口の)費用が129ユーロ

年4回のVAT申請費用が250ユーロ。

また、M-formの初年度はややこしくて特別という理由で、初年度は割高の235ユーロ。

ちなみに、この価格には帳簿管理は含まれません。

 

この数字を見ても、最初のエージェントの費用がいかに高いかがよく分かると思います。

 

ただ前にも書きましたが、この会計事務所は返信がとても遅く、税金を申請する度にストレスを感じたくないので、次を探すことにしました。

 

大家さんのVAT担当の会計士さんを紹介してくださったのですが、英語でのコミュニケーションが非常に難しく、オランダ人以外の会計処理はしたことがない。ということで、お断りしました。

ちなみにこの方は、1時間78ユーロでした。

 

最後に、I am Expatというサイトで見つけた、google reviewも5つ星の会計士さんに連絡を取ってみました。

コンタクトフォームを送信してから、24時間以内に連絡します。と、書いてあり、本当に24時間以内に連絡がありました。

費用は、

帳簿管理が、月 66.66ユーロから

VATサービスが、1期 75ユーロから

M-formが、年150ユーロから

 

連絡もすぐにくださるし、費用も今までの人に比べたら良心的で、英語もネイティヴレベルであったため、試しにこの会計士さんにお願いすることにしました。

Excelで作成した帳簿を送信したところ、1時間以内に確認事項とアドバイス付きのメールが送られてきました。

その後、VAT返還申請額が送られてきて、その金額で合意すれば、申請に必要な費用が送られてきました。

その金額、75ユーロプラスVATおねがい

指定された口座に送金すると、1時間程度でオランダの税務署から申請完了のメールが届きましたびっくり

 

海外では信用も安全も無料ではないし、言語の不安もあるので多少の出費はやむ終えないと思います。

ただ海外に暮らして思うことは、日本人コミュニティー内で提供するサービスはお値段が高い傾向にあるような気がします。

 

日本人に適正価格のサービス(情報)を提供するエージェントになろうかと思ってしましたてへぺろ

 

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