ごきげんよう。折り畳み式キジ猫です。

 

元朗エリアをさまよいあるいて、やっと屏山ヘリテージに入った模様となりました。

後で、各種パンフレットをを見たところ、当初はこの駐車場は全部畑だったようです。しかし、元朗駅まで自動車で来る方々の利用する駐車場になっていったようでした。日本でも地方駅の周りに駐車場がある、そんな雰囲気でした。

 

そして駐車場エリアを通り抜けたところでもともと元朗に住んでいたらしき地元の方の家のある地域に入ることができました。お線香の煙の匂いが流れてきました。近辺で一番大きなお屋敷の屏の外に日本でいう神棚のようなものがあり、そこにお線香がありました。雨の日は消えてしまわないのだろうか、香港って台風も結構来るよね、といらぬ心配もしてみました。

そして、廟のようなものが・・・。そして自動車一台が通れる狭い道の両脇にいかにも古い家並みが見えてきました。

その中にいかにも由緒ある家があり、その前にドン、と高級車が駐車してありました。(誰の車なのかは不明)この家がどうも公開対象であるらしく、ぽつぽつと観光客らしい人が入っていったりしていたので、勇気を振り絞って私も入ってみました。

おお、すばらしい作りです。凝った彫刻がそこかしこにありました。とはいえ、この家は残っているものの一部らしいというところまではわかりました。

 

ここまでくるとなんか、パンフレットとかないのだろうかという気持ちが盛りあがり、少し戻って廟の方に入ってみると・・・。ありました。パンフレット、紙媒体です。駅近くの聚星樓からはじまって道なりに建物があるようです。結構みごたえがありますね。パンフレットには非常にざっくりとした文物の配置図がありまして、村(勝手に村扱い)の中に愈喬二公祠、鄧氏宗祠等の建物が点在し、少し離れたところに屏山鄧族文物館があるようでした。

ここまできたからには、ということで屏山鄧族文物館を目指します。

続きます。