南海高野線の紀伊神谷駅の駅ノートにお絵描きしてきました。

 
難波に住んでいいる私は、急行列車なら1本で来れるとてもお手軽なローカル駅!
今日は仕事が午後夏季休暇なので、仕事が終わった格好でカメラとお絵描き道具片手にやってきました。
 
駅は世界遺産の高野山へと続く、深い山の中にあります。
 
かなりの急カーブに作られた駅で、ホーム上屋根や駅舎もすごく年季が入っています。
 
 
駅舎。
お化けが出そなくらい、趣がある佇まい。
 
 
でも、PiTaPa対応の自動改札機があるんですよ。
 
それにしても、
よくこんなところに駅を作ったなぁ。
すごく味のある駅舎です。
 
よし、これを描こう!
駅ノートを手に取ると…

絞れるんじゃないかと思うくらい、
湿気ています。
いっぺん水に落としたのかと思うくらい、水分お含んでいます。
 
まぁ、過去にもこういう湿気たノートには何度も出会った事があり、いくつか対策があります。
 
ちゃんと鉛筆で描けるか?
ちゃんと消せるか?
もともと水性でとにかく水に弱いハイテックcコレトで描けるか?
 
今回は3つともクリアでした。
下書きします。
湿気で紙が弱くなっているので、0.3のシャーペンなど尖った鉛筆を使う時は注意です。
 
下絵を薄っすら消します。
練りゴムを使うのも慎重に。
そして0.3のハイテックcコレトで、下書きをなぞっていきます。
 
下書きを完全に消す時は一番慎重に。
びりっと行かないように、時間をかけてゆっくり消します。
 
そこから線画をなぞり直し少しずつ着色です。
 
疲れてくるとこんなことをしたり。
 
1時間半ほどで完成です。
お疲れ様でしたー!
 
最後に、列車の時間を教えてくださった駅員さん、気にかけていただきありがとうございます。
 
 
 
ちなみに対策ですが、
 
⭐️ちゃんと鉛筆で描けない場合、消せない場合は、
別の紙に下絵を描いて、ペンでトレースします。
消しゴムは使いません。
消しゴムを使っても消えきれないところは塗りでごまかします。
 
⭐️もともと水性でとにかく水に弱いハイテックcコレトで描けない場合は、
ハイテックcコレトの使用をあきらめて、コピックマルチライナーにします。
この時、湿気を活かして、水彩色鉛筆のカラーで仕上げると、何日もかけて水彩色鉛筆が徐々に溶け出して綺麗な色になります。
 
ノートのコンディションが悪くても、工夫しだいで作品は残せますー。