ドミニク・ペローの競輪・競泳ホール。
航空写真を参照してもらうとわかりやすく、円形のほうが競輪場で、正方形のほうが競泳ホールである。
建築としてもとてもおもしろい。
わざわざ盛り土をして建築自体を地中に埋め込んでいるのだから。
だからと言って開放感がないわけではない。
もう少し詳しく説明しよう

建物は地下17mの深さに埋設され、屋根面が盛り土された地表面と同じ高さになっている。
埋め込まれると言うよりは、円盤、角盤が空から柔らかい土の上に落ちてきた感じ。
周囲はミステリーサークルのように風圧で錘状に吹き飛んだみたいな。
素材も、ドミニク・ペローが考案したメタリックファイバーのようなメッシュをまとっており、鈍い光を放つ。
私のこの建物の好きなところは、外と内の距離感や、内部動線の距離感。
お互いに干渉しあっているのだが、視線が交錯せず、気にならない。
おかげで開放感も得られる。
ここのプールは一般開放されているので、暑い夏にひと泳ぎいかがだろうか。
2000年のオリンピックに照準を合わせて建造されたということで、設備もなかなか充実している。
競輪場のほうはいつでも入れるというわけではないようだが、私は運よくキリスト教関連の集会に出くわし、入れてもらうことができた。
建築ノートOLYMPIC VELODROME & SWIMMING HALL
所在:Landsberger Allee / Paul-Heyse-Strasse, Berlin-Friedlichshain
アクセス:BVG/S-Bahn Landsberger Allee より徒歩1分
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予告今日はこれから東京のアートギャラリーを巡るツアーに参加してきます。
また帰ってきたら詳細レポ書きまぁす

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