『しなやか』=弾力があって、滑らかなさま


フランスのパトリス・ジュリアンが、『生活はアート』の中で云う。
『日本人は、所属してしまいがちで、男性と同じになりたがる女性が多い』と。
ま、とにかく!!あなた色に染まりマス、なんて信じらんないっ!!とパトリスは云ってるんです。
だけど日本人は昔からの伝統文化として、[染める]は基本ですが。
いや私が云いたいのは、それもアリでしょって事です。
私なんか、恋人の束縛も嫉妬も面倒で嫌いだったんだけど。
例えば自分の身も心も焦がすぐらい、誰かを愛したなら。
その人の過去でさえも、自分が出逢っていなかった事に悔しくなったり、その人と一つになりたくなる。
結局はどんなに愛されても、自分が心底誰かを愛していなければ、本質は知り得ないじゃないんだろうか?

依存することは自立心の無さ、と捉えがちだけれど。
あなたを失ったら死んでしまうかもしれない、という存在が居ることは代え難い存在を得ていること。
あなた色に染まることも、私色に染めることも、その色彩が優しかったり美しかったりすればいい。
一つの方向性で捉えていかないで、もっとしなやかで柔軟性があったほうが素敵。



こんな女にだけはなりたくない。
私の知っている中で、ただ1人だけそういう女がいた。
彼女は誰が見ても魅力的じゃないが、駆け引きは上手い。
私より年上だが、巧みな技で年下の男を捕まえた。
彼女は経験値を持っているだけに、男をコントロールする。
別にそれ自体は悪いことじゃないが、まるでナンセンスな女だけにコントロールする方向性が間違ってる。
最近の話によると、そのカップル2人がスパイみたいな事をしては職場の仲間を密告するらしい。
そんなこんなで、男はイイ子で評判だったのにすっかり嫌われてしまった。
みんなはアノ女と付き合ったせいって云うけど。
いくら若くても良識まで流されるようじゃ、大した男じゃない。
私はむしろ、彼女に女としてのプライドはないのかと問いたい。
恋愛の味は、『付き合ってからイイ男になった』で決まる。と思う。私は。
付き合ったからには、イイ男にしてやるというのが女としてのプライドとしてありたい。
彼女はコントロールの前に、マインドが付いてしまったので残念な結果です。
また、男の染色のセンスの無さを遺憾に思う。

あー!!私、そういうの何て云うか知ってる!!
『さげまん』でしょ??


石田衣良さんの本を、前に初めて読んだ。

私がレポートの課題で、『酒鬼薔薇聖斗事件』について書かなくてはいけなった時に、TADから薦められた本だった。

その時は読む暇がなくて、そのレポートを提出した後に読んだのだけれど。

この『美しいこども』という本は、その事件を題材にされたものであったのだ!!

私がこのレポートを書く際には、すごく悩んでしまって。

だって、私も親なんだもの。

客観視するのが大変で、どうしても思い入れが被害者側か加害者側に立った主張になる。

結局は、少年法の理念に沿って提出した。全然、納得出来なかったけど。

でも本を読んだら、私のレポートは間違っていなかったんだと確信することが出来た。

何故なら、どんな悲しくて残酷なことがそこにあっても、人は生きていかなければならないから。

そして、事件の当事者である加害者だけが少年法は守ろうとしているわけではなくて、加害者に関る人たちも守られるということに繋がっていることを気づかされた。

もちろん、被害者は守られなければならないし、その痛みは計り知れない。

一番苦しみを味わうのは、被害者側だろうと思う。

私にも、その経験があるから。

だからと云って、社会が加害者や家族を断罪出来るほど、無関係なのか?というとそうじゃない。

こんなに沢山の情報が氾濫し、複雑な社会の中で生きるということは誰しもが加害者側に立つかもしれない。

そんな時、私たちはどうやって生きていけばいいのだろう?


死ぬほど嫌だったあのレポートが、今は少しだけ誇らしく思えたのは『美しいこども』に出会えたから。

それぞれの立場で、ぜひ読んで貰いたい!!