何だろう

来週に、沖縄へ行くこととなった。
そしてとうとう、おばぁに挨拶することになり、息子は有頂天だ。
息子から見たら、おばぁはひいばぁとなる。
ちょっと大丈夫かしら?と心配になり、おばぁに会ったら何て云うの?と訊いてみた。
『うんとね、おばぁに会ったら・・・・パパを下さい!!って云うッ!!』
すでにパパなのに、下さいって・・・

でも『パパを下さい』という気持ちは解いてしまえば、
『パパを僕のパパとして、いいですか?』ということになる。
息子が恥ずかしがらずにその気持ちを云えたのは、
その気持ちを大事にしているから。
とても、とても大事にしたい気持ちだからだと思った。
大好きなんだろうね、パパが。とっても。
だけど、それはね。
息子が想うだけじゃ、そこまで想う強さは生まれなかったんじゃないだろうか。
子供が親に対しての片思いは、満たされなければ憎む事しか出来ないのだから。
息子の愛する気持ちや、甘えたい態度や、守ってもらいたい心。
きっとそれを自然と受け止めるパパがいたからこそ、
息子は誰からも、『僕のパパになってもらうことを認めてもらいたい』という
気持ちを生み出す心が、何処かで紡ぎだされるようになったのではないだろうか。
息子の中でパパの子として生きようとする、生きていこうとするもの。
その心は、簡単には生まれないし、簡単には思えない。
けれどもその心を生み出させたパパは、
一筋縄では敵わない愛情を注ぎ、
少し大きくなった息子を構わずに膝に乗せ、
いつだって抱きしめていたのだから。
1人では紡ぎだせないものが、今ここに織りなされている。
ちょっと羨ましくて、そしてちょっと寂しいけれど。
時々は織りなされたものに、色を継ぎ足してみようと思う。


『パパを下さい』は。
息子にとって、愛する父親への自分が出来る精一杯のことなのかもしれない。
パパにとって、愛する息子からの贈り物になったのかもしれない。

私の通勤途中に、田園がある・・・・って何度も云ったけど。

実は昨日から、大変な異変に気づいた。

全部で28名の大人数で、私を待ち構えていたのは・・・

な、なんとッ!!カカシっ!!本当に、カカシッ!!


私は、フランシス(デジカメさん)でカカシ達を撮った。

職場に見せた。笑われた。田舎だ。なんだ。いいんだ。


今時カカシがいる田んぼなんて、凄いでしょ!!

訳も分からず、なんだか凄いでしょ!!

私なんて、朝からそこに立ち尽くして1人で爆笑したもん。

やっぱり現代にあって、もっと防衛策なんかが変わっていって

それは時代の変遷と共に変わってしまうのが、人間の常であって。

それでも敢えて、28名のカカシを一人ひとり手作りする。

しかも、昔ながらのカカシを使って守ろうとする純朴さが感動した!!

田んぼを守るのは、カカシじゃなきゃね!!

朝から、一人ひとりのカカシを見ていたら遅刻しそうになって慌てたけど、

あんなに素敵な風景を作ってくださった田園の方に、とっても感謝しました。

ありがとうございます!!

とっても、いい気持ちでした。

小さな頃、男の子は大抵ヒーローになりたい、と願うものである。
それが男の子としてのある意味、成長していくための課題であり、
また男の子であるという自覚として、必要なのではないかと思うわけで。
そりゃいつまでたっても、ヒーローモノは変わらずにTVで放映されるもんだ。

そんな息子を持つ私だって、『ウルトラマンか?仮面ライダーか?』と
ワクワクしながら幼かった息子に夢を託したものだった・・・・
息子は覚えていないだろうが、ある時、私は尋ねた。

『息子は、大きくなったら何になるの?』
・・・・なんて、微笑ましい光景なんでしょう。
『うんとね、僕、ワンワンになりたい!!』
『え?』
『ワンワンだよ!!ワンワンッ!!ワンワンッ!!』
『・・・・犬かぁ・・・・。』

私は、早急に息子を人間に育て上げなければと焦った。
すでに息子は興奮して、犬のようによつんばになって吠えている。
がっかりした、というよりもアホさ加減に無性に切なくなった。
私には、楽しそうに犬ごっこをする息子を止める資格があるだろうか?
ないないない、っていうか、もう面倒くさい!!
『頑張って、イイ犬になれよ・・・』
親としては、結局は子供を見守ることしか出来ないのが現実である。

実は、こんなの序の口で。
他には、『かたつむり』『鳥』『海賊』などをね夢見てたんだよ・・・・