ゆめのそとでうわごとを言う みつけてほしいの、と言う
流れ出てゆく
手のひらで掬う
こぼれおちないように、
できるだけたくさん、掬う
見つめる
さわる
感じる
飲み込む
平たい視点などは、言葉にした瞬間存在し得なくなってしまう
どうしたって私の目は私の目でしかない
でもひとつの対象を、ゆっくりと見つめたそのとき、対象が抽象から何かしらの形をつくる瞬間があるのを知っている
ただただそんなちっぽけなものにのみ心を預けて、そんな瞬間の連鎖を作ってさえいけたらいいと思う。生活などはどうだって。たとえ腑抜けでも甘えでも馬鹿でもその作業を適当に言葉で整理することだけはしたくない。
見つめたその先の言葉が、私の手垢にまみれた狭い狭いものだとしても。