生きる母 | まだまだ介護は、いたしません。

まだまだ介護は、いたしません。

(令和5年)79歳の母。
平成の終わり頃から、時々、不可解な行動を取るようになった母。
アルツハイマーの診断が下り
2018年8月要介護2に。2021年9月要介護4になりました。
2021年11月特養へ入所。
2022年11月から入院、2023年3月特養へ再入所。

母、点滴の投与を止めて2週間が過ぎた。

 

食事を摂ることもなく、

 

水分を摂ることもない。

 

それでも、母はそこにいる。

 

頑なに、何かを拒否するように、

 

目を瞑り、口を結ぶ・・・。

 

そんなんだから、

母の意思は周りに伝わることもなく・・・

 

「あなたが、周りに伝えようとしなかったから・・・」と考えたり

 

いや、

伝えようとしたけど、伝わらずに・・・諦めたのかもしれない。と考えたり。

 

 

うすく目をあけ、天井を見つめる母をみて、

 

もし、感染症が、なければ、こんな状態で母はいなかったかもしれない・・・と思ってしまう。

 

ふと、職員さんに愚痴を漏らしてしまう。

 

「あーしてあげればよかった。こーしてあげればよかった。って、誰もが思うこと。

 

どんな状況であれ、これが、お母さんの運命なんだから、と考えて、気を病まないでください」と

 

言われる。

 

わかっていてもね・・・なかなか難しい。