高橋宏攻略はバントと盗塁 | 明日通信

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広島での対戦(ケーブルテレビより)

 

 交流戦後の初相手はカープがセで唯一2勝4敗と負け越しているドラゴンズ。投げるのは高橋宏斗。これまで敗けなしの3勝、防御率0,56。

 

 カープは勝ち頭の床田。安定したピッチング、細川やカリステ、中田など強力打線が相手でも7回まで投げれば後の2回は強力なリリーフ陣や抑えで3点以上は与えないだろう。

 

 問題は高橋対カープの打撃陣。勢いある高橋の球を連打するのは簡単ではない。突破口は落ち着いて自分の投球をさせないことだ。矢野がしばしば見せるバントヒット狙い。投げると同時に右、左にマウンドを駆け下りなければならないとあれば高橋は落ち着いた投球ができなくなる。仮にこれで出塁となればカープは走る。常に警戒となってストレートの球が多くなり、末包などは待ってましたのスイングとなる。

 

 とにかく、最初の打順一回りまでは「何をたくらんでいるか」と警戒させるのがいい。1番秋山は第一球でバント狙い、2番野間(矢野)も、3番小園も、4番末包もと見せかけて前進守備の間を強振して抜く手法。

 

 早目に崩せば初戦を獲れる。初戦を獲れれば悪くても2勝1敗、対戦成績は五分に戻らないが首位2・5差キープできるね。

 

 帰ってきた上本を早目に使えば意外な展開で高橋を崩せると見るね。上本は右前を第一の狙いに内野の頭を越すヒットでチャンスを広げると予想している。上本の起用次第かもね。