出るか5番手、6番手投手 | 明日通信

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ケーブルテレビより

 

 カープがAクラスを死守し、優勝争いをするには、まず投手陣のローテーションがしっかり組めるかどうかだろう。

 昨年の2位の成績を投手陣の角度から捉えると、中継ぎと抑えがいい働きをしたからと言っても過言ではない

 

 なにせ先発陣で二けたの成績を上げたのは床田だけ。森下も九里も9勝どまり。大瀬良に至っては期待はずれもいいところだった。その他、若手の先発陣も期待外れ。

 それに比べ中継ぎ、抑えが頑張った証は中継ぎのホールド、抑えのセーブと一緒に勝利数も上げていることだ。自由契約になったターリー7勝、島内3勝、矢崎4勝をはじめとして中継ぎ陣が耐えて耐えて1勝、2勝と勝ち数を重ねているのがその証明だ。

 

 その意味で今季先発陣がどれほど頑張れるか。期待を込めて今季開幕投手の話がある森下、床田、それに九里、大瀬良の4人が10~13勝、トータル的には47~50勝。しかしこれに若手第5、第6、第7の先発陣がどれほど成績をあげられるか。第5の投手として台頭したのが森翔平(4勝)だ。7、8勝はいける。問題は実績があるのに昨年はファーム暮らしで0勝に終わった遠藤、僕の期待の玉村(3勝)、これにホームランをよく打たれたが三振の取れる益田が本格化すれば3人で10勝。つまり先発陣で60台半ばの勝ち数を期待できる。(大道が先発に回ればいいのだが)

 

 これに中継ぎ、抑えが勝利投手になる勝ち数が10勝となれば確実に優勝争いに加われる。さらに今年の新人常廣や高、滝田のいずれか、森下の新人時代の活躍に負けない活躍があればカープは下馬評をくつがえして優勝へ突き抜けることになるかも。

 

 やはり強いチームは、まず投手陣がしっかりしていること、今年のカープ投手陣に期待したい。