「明確に何も関係ない」と記者会見で強弁されていた高須クリニックの院長高須さん。この程度の人がリコール運動のトップに立たれていたんだと失望したね。
そう、愛知県知事の大村さんのリコール運動で“賛同”の名簿およそ43万人の署名のうち83%が不正に書かれたものでそのうち約8000人がすでに死去した人の名前だった。署名のほとんどが広告関係会社を通じ佐賀県でアルバイトの人が書いたものだったという地方自治法違反の事犯。
名古屋市長の河村さんと、大村さんのリコールに大変熱心だった。僕は大村さんの行政は口を出さないという判断を素晴らしいと思っているが、リコールは「そうではない」と考えている人の真っ当な見解で、リコール運動もあるのは仕方ないのかなと見ていた。
しかしリコールの不正な署名集め。高須さんは忙しい人だろうし、病気をされているから、政務で忙しい河村さんも含めて、リコールを提唱したけど街頭にたってはいないだろうし、違反な署名集めを指示していないだろう。
だけど、署名集めをしている中で、提唱者が経過はどうなっているかまったく確認しなかったのか、そんな無責任なリコール提唱者がいるのかどうか。いや、仮になかったとしても、自分が先頭に立って提唱した運動の80%余が不正だったと分かれば、公の場での開口一番「関係ない」ではなく、まず「申し訳なく思っています」から始まり、次に言い訳ではないかな。
情けない人だね。何につけ意見をいうのは自由だが、人の先頭に立つ資格なんてないのではないかね。