書きたくなかった政治の話 | 明日通信

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あすへ...

今年、ぼくの「明日通信」で政治や世界の動きなどについてほとんど書かなかった。とくに日本の政治について、一番詳しい分野なのだが書かなかったというより、書く気がしなくなっていた。がっかりしていたわけだ。

安倍さんの政治に疑問どころではない、これがこのまま見過ごされたら子どもや孫たちの将来、かつての日本がそうだったように日本はある種の人達の思いのままの国になっていく心配がある、と危惧を感じていたが、世の中は大した反応をしなかった。

僕は、特定の政党支持はなく自民党政治も否定しないけれど、安倍さんの森友や加計問題で公文書改ざんや忖度など、本質は小さくない問題なのに、世の中は「国会で野党が騒いでるわ」くらいしか思わず、安倍さんを赦している。それだけではない、安倍さんのもとで失言どころか好き放題のことをやったり言ったりしても、責任も左程問われずだ。

世の中どうなってるのかな。われわれお年寄りはともかく、これからの人達、何とも思わないのかな、知らないのかな、知ろうとしないのかな、自分たちや自分の子どもたちが背負う将来に疑問が湧かないのかな、心配にならないのかな、と考えていたら、色々書く意欲が萎えてきて、しばらくその面のこと傍観となった。

迎える年もこのいままじゃあ困るんだけどネ。