春は名のみの天野川畔だが花が顔を…… | 明日通信

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あすへ...

 おとといの夕方、外は寒風が吹きすさび、前の公園の木の梢が大きく揺れ動いていたが、机に向かってばかりでは……、腰も回復してきた。28日、29日と今年初ゴルフが連チャン。少しくらいクラブを振っておかなければと準備をして階下へ降りると、家内が防寒着に丸まって出かけるところに出くわした。毎夕、天の川のこちら側と対岸の遊歩道2㎞余をウォーキングしているのだ。

気まぐれな僕。「一緒に歩くかー」。家内は待ってました。気の変わらないうちに「行こッ」で、前の公園へ。風が冷たい。「部屋に閉じこもっていると、外の寒さが余計感じるのでは……」、「いや、寒さに鈍感だから寒いとは感じないが冷たいなー」、公園内は西側の工場棟や大きな立木で陽が陰り、風が強いためキャップの上から被るコートのフードが脱げてしまう。

公園を抜け天野川橋を渡り東側の遊歩道へ。風の冷たさは変わらないがお陽さんが当たってほんわかしている。家内が指さした。梅の木だ。桃色の小さなつぼみが風に揺らいでいる。この寒さが抜けたら一斉に開くんだろうな。

中ほどに赤く染まった実が鈴なりの木。夕陽に光り輝いてそこだけ寒気を跳ね返している感じ。ピラカンサというのかな。しばらく立ち止まって観察。その前方、天野川のノリ面にご近所さんなのか、「花いっぱい運動」のボランティアの人たちの労作なのか、水仙がいっぱい。風に烈しく揺れ、スマホで十分取り切れないがきれい、きれい。

途中、回り道をしてコンビニで買い物をし、西側の遊歩道に出て帰宅、その足でゴルフ練習場へ。寒風吹きすさぶ日に練習するもの好きはそうそう多くない。3階まであり、しかも端から端まで200mはあるデカイ練習場一階席に5、6人。“貸し切り”練習を寂しく済ませ帰ってきた。