赴任先の韓国から長男家族が帰ってくる | 明日通信

明日通信

あすへ...

 今日、赴任先の韓国から長男家族がソルラル(旧正月)休暇を利用して夕方帰ってくる。合弁企業のGMとして赴任し3年目。家族は孫の学校のこともあり昨春、渡韓。それなりの待遇と暮らしをしているようだし、どんな環境でも溶け込める家族だが、近くて遠い国の側面もあり気遣うことも少なくはないだろう。数日間、ゆっくり日本の空気を味わえばいいだろうと慮る一方で、せっかくだからあそこへ行ってみてもいいな、あそこの店でおいしいもの食べてもいいなと家内に提案していたら、「おとーさん、そんな時間あるの。外せない用事が幾つかあるなんていってたんじゃあなかったの」。

そうか、火急じゃない仕事がらみは後にまわしても、役をしているゴルフ場の会議などが4、5日の間に2回、早朝から一日留守をし、まとまって何かすることができない。おじいさん、おばあさんもカレンダーにせっせとスケジュールを書き込んでいる間は十分なもてなしはできないな。「ご隠居さんにならないとあかん。それまでもうしばらくガマンしてもらおうか」。

「そんなに気負う必要ないんじゃあないの。帰ってきて、気楽にのんびり自分たちの家族で好きな時間を過ごすのがいちばんいいのよ」と家内。長男家族が到着するまでには「帰ってきます」と一言残してコーラスグループの新年会に出かけて行った。

「おとーさん、駅まで車で送ってくれる。それから、せいきょーから注文の野菜や食材が届きますから受け取って台所まで運んでおいて。牛乳など要冷凍・冷蔵の品を冷蔵庫に入れといてね」と命令して颯爽と出かけて行った。「はいはい」、届いた食材を運び、どれが冷蔵庫保管なのか思案しながらウロウロ。やっぱりよめはんは強いなー。