我が家の門番 | 明日通信

明日通信

あすへ...

 先日、我が家の前で小さな子どもたちの笑い声や話し声が賑やかに飛び交っていた。2階でパソコンに向かっていて窓から見下ろすと20人近い小学生がハイキングの途中、我が家の門の壁の上で列をなして頭を振っている小さな雪だるまやキノコや花、ブランコを揺する猿さんの可愛い仕草に見とれ、わいわい言っていたわけだ。

 ソーラーで動く人形だ。3年ほど前、家内が「100均」で首ふり雪だるまを見つけ、仕草が可愛いため玄関先に飾っていたが、屋内だと動く時間が限られる。長く元気に動けるのは南向きの門の壁の上。3つほどを並べたところ、前の道は公園を抜け、天野川沿いを巡る散歩コースとあって歩く人たちの目にとまり、立ち止まって見ていただいたり、笑いを誘って話題になり、「どこで買ったのか」、「ウチでも買いました。近所にも紹介しました」など会話で人間関係もできるようになった。

 今はあちこちで見かけるようになったが、それでもまだもの珍しく、子どもたちや散歩のお年寄りたちの憩いのマスコットとして足をとめているようだ。先日、玄関を出たところで、偶然、前で足を止め話し合っていた二人組のおばあさんとバッタリ。「かわいいですね。いつも楽しませてもらっています」と。こちらこそそう言っていただいてありがとうございます。



昨春のラインナップ



キノコ君の登場で少し窮屈に



今月のラインナップ



くまさんは昨年暮れから



2月僕の部屋から運動不足解消のためお出まし


 門の上にまた一つ、また一つと増え、今では首が触れなくなった「現役引退」組も降ろすのが忍びなくて、ひしめき合い並んでいる。今月、僕の机の上でブランコしていた猿さん、休む時間が多く運動不足になってメタボになってはと門壁の上にニューフェースとして登場させた。

 元気、元気、運動不足もスグ解消されることになるだろう。