明日通信

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あすへ...

 

 オールスター明けからのタイガース、好調やね、6連勝だもんね。投手陣はセ・リーグでナンバーワン、低迷していたのは打線、カープ以上に不調だった。

 

 中心の大山が昨年と比べもののならないほど四球がすくなくホームランも5本で止まったままだった。それが火曜日に9号、同じ日に森下が8号。

 

 大山の復調に加え、森下や、最大のブレーキだった近本が調子を取り戻し中野とのコンビがつながり、さらに佐藤、大山以下前川、木浪と打線がつながって得点力が飛躍的にあがったことだ。

 

 こうなると昨年の日本一になったタイガースがよみがえったということなのか。岡田さんは、「混戦が最後まで続き、決まる時、頭一つ出てればエエ」とか言っていた。こうなるとコワイ。

 

 “虎を眠らせる”ためには、投手陣が敗けず整っているカープが打線を不発に抑えること。反対にカープの打線がタイガース投手陣を打ち崩すこと、とエラそうにいったけど、今のカープの貧打ではねえ、もうちょっと打つ方、しっかりしてほしいねえ。

今、家の庭も公園もピンクと白の百日紅できれいです

 

 いつもの朝の風呂も後まわしして新聞を読みふけっていたら家内が、

 「暑いけど病院ね」

 「オカーサン、いつものお医者さんかな」

 「何言ってるの、オトーサンの大阪の目医者さんでしょ」

 「アッ、すっかり忘れてた、そうだった」

 

 眼科だけは忘れることはないのにな。四日前も、田舎の兄から電話で色々検査しており1日は結果を聞きに医者へ行くという話を聞きながら、「そや、僕もその日は眼科行く日や」と口には出さなかったが覚えていたのに“記憶男”の面目なくしてしまった。

 

 「なんでやろ」と考えて、「ああ、そうや」

 余りに気にかけることが今、一杯あり過ぎやな。

 

 カープのことは微に入り細に入り頭のメモに整理して記録されているが、余分なのがオリンピックやな。個々の成績だけでなくあの判定は「ちょっとなあ」、「あの場面で、あの動きをしていたらなあ」と夜中まで、また早朝から、もうこの歳、何の役にも立たないのに見逃せず、そのあれこればかり考えていたら他の用事は頭からどこかへ行ってしまっていたようだ。

 書きかけの長文もお休み中、“オリンピック休戦”です。これがイスラエルやロシアであれば世界に役立つんだけどなあ……

 

 「アッ、そうや、明日の夕方は歯医者さん、忘れるとこだった」

17年の連覇の時は大活躍したけどね

 

 投手岡田が帰ってきた。昨年秋、薮田投手は自由契約になってしまったが岡田投手は自由契約にはならなかったものの背番号三ケタの育成選手に……ショックだった。

 

 僕の注目選手の一人というより150㎞を超す伸びのある速球を打者の胸元、インコースに投げ込んで勝負する期待の投手、カープの投手陣の中心になって活躍する選手と思い込んでいたのだが、19年頃からその速球の威力が落ち打たれ始めた。当然、二軍暮らしが多くなり、その二軍(ファーム)のゲームでも名が出なくなった。

 

 肱を痛め手術していたんだね。二年前だったか三年前だったか一軍に上がってきたが一試合か二試合投げただけでまた二軍落ち、いつか帰って来るのを待っていたら育成契約選手に。

 希望はあるがいつまでもおられるわけではない。どうなるのか気にかけていたら、7月末ギリギリに支配下選手に帰ってきてくれた。

 

 聞けば、手術の回復が順調だったのだろう。150㎞の速球が投げられるようになりファームでいい成績を上げて、再契約となったようだ。

 今、カープの投手陣は12球団でも屈指の呼び声が高く、その一角に食い込むのは難しいけれど夏場は、暑さで崩れる投手も多く、今が岡田の復帰へのチャンスでもある。返って来て岡田らしい働きをしてもう一花咲かせてほしいなと、期待している。

 

 まずはおめでとう、“お帰り!”だね。

 

ケーブルテレビより

 

 玉村、完投でベイスター相手に6対3の久々勝利、2勝目を挙げた。

 先発投手として落ち着いてきた面もあるが、打線が前回、横浜でやられた濱口から早々5点を奪い、安心して投げられたのが大きい。

 

 得点は2回1点、3回4点、5回1点だが、いずれも猛打賞の矢野が絡む得点。得点力でベイに引けをとるカープが連打で6点を挙げたのだから危なげない勝利だった。

 

 ただ、ベイの3点は9回、ヒットの松尾と佐野を塁上に置いて牧がホームラン(スリーラン)したもの。ただ、残念なのは先発松山の代打で出て、そのまま1塁の守備についていた田中が牧のフライを落球、その後、打たれたホームランで捕球していたら6対0、玉村は完封、完投勝利になっていたのに残念だった。

 オリンピックのサッカー、日本対イスラエルを早朝、観ていた。深夜1時に寝て4時起き、ということは少し寝過ごしてキックオフから20分ほど経過していたが0対0、イスラエルが少し押し気味でボールを支配し日本陣内へ攻め込んだ攻防が目立ってみえた。

 

 しかし前のマリ戦同様、攻められてもことごとく弾き返していく。組織だった防禦が利いている。個人個人のレベルは分からないが、組織だった動きはアンダー23の選手だけで結成したこのチームの方が「もしかすると上かも」と思わせるものがあった。

 

 後半は、日本ペースだがイスラエルもレベルが高く、ゴールさせないどころかキレのあるシュート二本程度、それほど守りが固い。

 

 6分のアディショナルタイムに入ってついに日本チーム(細谷)のシュートが右隅に決まり1対0で日本が勝利した。

 

 野球の打撃戦ではなく後ろの守りに信頼を寄せた投手戦のようなゲームで、守備が固くしかも打たせない。ゼロで相手を抑えるのだからどんな形でも1点を獲れば勝てる、日本チームの、改めて強さを実感させるゲームだった。

 

 決勝トーナメントへ一位通過。順々決勝の相手は、最強の呼び声高いスペインだが勝てる気がしてきたね。金メダルが獲れるかも。楽しみだね。