明日通信

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前々節のドラゴンズ戦(ケーブルテレビより)

 

 ドラゴンズ戦三連敗。

 0対2(C4安打、D11安打)、1対2(C4安打、D8安打)、1対2(C3安打、D4安打)

 

 ドラゴンズに与えた点は3ゲームとも2点。打たれてもわずかしか点を与えてないということは投手はそれなりに頑張り、後ろの野手の守りもよいということだろう。

 

 問題は0点、1点しか獲れない打線だろう。ヒットが続かない。続いても後一本が、あるいは打てずとも策を徹底すれば得点になるのを三振、ダブルプレーで逃す。

 

 野手が打てないのが問題なのだが、一つドラゴンズ(他のチームも)との違いが目立つのは右打者、左打者とも強く振り切るという基本に忠実過ぎて、右打者はライトへ、左打者はレフトへの“流し打ち”がほとんど見られないことだ。

 

 たまに堂林、中村健など右打ちするとライト守備定位置のフライになる。小園も左打ちするとレフト守備定位置へのフライに。

 

 内野の頭を越しライト、レフト守備の前に打ち込む打撃はできないのか。というと、「これは打者のセンスの問題」で片づけられる。

 それもないとは言えないが、4本に1本はレフト前に打つ野間はバットの握り方、出方が違う。非力が少しでもアッパーにバットを振れば確実に定位置へのフライになる。野間がクリーンなレフト前に打つ時はレベルかダウンスイング。

その振り方を徹底せよではないが、その打ち方を打撃コーチは指導する必要があるのではないかね。

 

 緒方さんの三連覇の時、菊池、会澤、小窪などライトうちは得意で、ヒットのランナーがいる時は一挙に三塁、少しもたついているとホームを突き得点したものだ。

 

 その打ち方を打撃コーチの小窪さんは知ってるだろう。ゲーム展開の中で「今日は相手投手の変化球が決まり打てないから打てる球を絞って」などその日の打撃戦術でなく基本のバットスイングを教えたり指摘する必要があると思うんだけどね。

 

 ファームの指導も何か曖昧。イースタンで最下位である新参のくふうハヤテに肉薄され5位と負けが込んでいるファームカープが打てないのも指導面から考え直してみる必要がないのかなと思うんだけどね。

 大阪や和歌山や群馬や栃木と同じ東京と言う自治体の知事選ということになれば巨額の税金を投じて、多くの売名者に利用の場を提供して実施する価値なんてあるのかな、バカバカしく眺めていた東京都知事選だった。

 

 純都知事選という視点で僕が質問を受けた際、「小池さんが次点候補(ここは読み違え蓮舫さんと見ていた)に100万票以上の大差をつけて当選する」と返事した。

 

 東京が抱える将来にわたる本質的な問題、課題を隠し、目先の改革を並べたてれば8年も都行政に携わった現職が断然強い。それにステルス支援といわれる自民、公明、それに小池さんが実質オーナーの都民ファーストの会の組織票が基礎票になれば2位以下の候補者との票差を読むのは難しくない。

 

 もう一つ、小池さんが知事職を優先し合間に選挙運動、このパフォーマンスで候補者同士の討論会を避けたのは、学歴詐称問題だけでなく行政の失点や裏話を表に出されマイナスに働くからだったのでは。その意味で討論から逃げ切った小池さんの戦略的勝利だったということができる。

 

 しかし、それもこれも選挙戦術、小池さんはズルいけど法や制度的間違いをおかしたわけではなく、ある意味、「小池さん、巧みだったねえ」だろう。

 

 ただ、問題はますます強まる「東京一極集中」という日本が将来に向って抱える課題を、「わたしは東京と言う一つの自治体の首長。他の自治体を巻き込んで考える必要なんてない。言われる筋合いはない。将来、そのために行き詰ったらその時はその時の都知事が考えること」と反論するに違いない。

 

 それより一極集中で得られる潤沢なカネで子育て支援に高校の授業料を無償化しましょう、高齢者に補助や支援で手を差し伸べましょう、大地震や天変地異に都民を守るためカネを使いましょうと大盤振る舞いで都民の気を惹き付けているけれど、一極集中によりマンションは億円単位に跳ね上がり、若い人たちは東京にやって来たけど購入するには高価過ぎ手が届かない、住めないという悲劇が起こりかけており、この問題の将来への派生は東京の経済や生活を窮迫させ、そのとばっちりを地方が負わなければならなくなる日がやってくるということだ。

 

 東京はそれだけ重い責任を持っており、東京の政治、経済、暮らし、国際交流と広い視野で“経営”に取り組まなければならないということだ。

 

 これに近い問題を指摘したのはTBSサンデーモーニングの寺島さんと元大阪府知事でコメンテーターの橋下さんくらいではなかっただろうか。

 

 都民だからその問題は「知らない」ではなく、自分たちの子世代、孫世代の幸せを願うなら、その問題を考えた候補者選びが必要ではなかったかなと思う。

 

 蓮舫さんには東京に端を発し、日本動かす程の大きなテーマがなく、ただただ小池さんの矮小化されたテーマの反論に終始したのが都民にそっぽを向かれたのではなかったかね。

 

 その意味では次点の石丸さんの方が地方行政の経験から東京の“経営”を語った分、若い都民に熱意が届いたといえる。

 

 しかし大変申し訳ないのですが、アホくさい都知事選でした、というしかありませんね。

頭でも冷やそうか?

 

 フランスは大統領マクロンさんの判断が間違って国民議会を解散、選挙に打って出たのはいいが極右中心の国民連合が躍進、しかし決選投票で反極右勢力が結集し、マクロンさんの政治は維持される見通しだが、国民の中に極右に傾く人たちが急増していることが分かった。

 

 イギリスは首相スナクさんや前首相ジョンソンさんの保守党が大敗し14年ぶりに労働党が帰り咲いた。

 

 さらにもう一つイランの大統領選・決選投票で改革派のマスード・ペゼシュキアンさんが保守強硬派のジャリリさんを破って当選。この国は大統領の上にさらに大きな権力を握った聖職者であり最高指導者のハメネイさんがおり、大統領の権限にも限界があるが、外観以上に民主制度は進んでいるのだろう。選挙でハメネイさんの意にそぐわないペゼシュキアンさんが選ばれた。このことは核開発をめぐるアメリカやヨーロッパ、西側の国々の反発で経済制裁を受け、国民生活は窮乏状態、その不満を改革派への一票で示したということだ。

 

 フランスは移民政策で純フランス国民の仕事を奪っている。しかもウクライナへの積極支援でフランス経済は行き詰っている。その不満が、ネオフランス主義ともいうべき極右政党へ流れているということだ。

 

 こうした流れの先にあるのがアメリカの大統領選だろう。トランプさんの考え方は何事においても「アメリカンファースト」。移民や不法入国者にアメリカ人の仕事を奪われ、他の国の援助や同盟の名のもとに「アメリカの金で扶けてやっている。アメリカの損になる扶けは必要なく、逆にこれまで扶けてやったのだから、金融やモノづくりをアメリカ国内に持って来い。さもなくば輸入関税の大幅アップや課徴金でアメリカの市場から追い出す」。

 そのトランプさんがバイデンさんより人気があり、今、選挙があればトランプさんが返り咲くとも言われている。

 

 世界の政治の振り子が経済と国民生活の窮乏で大きく右(イギリスは左だが国民生活の窮乏で時刻第一主義へ)へブレ始めている。

 

 こんな中で円安の進行、世界一と言われる財政赤字、そのために窮乏する国民生活再建が進まない、進めない日本。政治の振り子はどう振れていくのだろうか。

   岸田さん、自民党内をまとめきれず、国民を安心させられず。ために解散総選挙せざるを得ない状況になりつつあるんだけど、どうされるのかね。

届いたYAMAZEN冷風扇

 

 息子にネットで購入してもらった「YAMAZEN冷風扇」が先ほど届き、さっそく2階の自室へ持ち込んで電源を入れました。

 

 朝から猛暑、部屋の窓やドアを開放しても「暑ッツ!」ですが扇風機とは違う涼しい風が背中を撫ぜてくれてます。もちろんエアコンほどではないですが、すぐそばから風を送ってくれているので別の涼しさを感じますね。

 

 部屋のドアや窓を閉め切ると温度も下がって来るとのことですが、こんな猛暑、どれほど部屋を涼しくしてくれるか、試してみます。

 

 この「YAMAZEN冷風扇」、4日夕方、近くのホームセンターで家内が買いたいと言い出したのですが、一番楽な方法として息子にネットで買ってもらい家に届けてもらいました。ホントは店頭で品物を確かめて買うのが一番安心なのですが、この品物、身内の会社の製品のため疑わずオーダーしてもらいました。

 

 長く長く使えますように。満足できればサーキュレータに順次替えている残りの扇風機二台も冷風扇に変更してもいいなと、そのためにも涼みがてらしっかりテストもさせてもらいます。

 カープ1対2ドラゴンズで9回を迎えた。

 9回表、フルカウントから3番野間、低目の球をバットに当て弱いショートゴロが内安打。代走羽月。

 4番坂倉、四球。ノーアウト二塁、一塁。5番小園、送りバントでワンアウト三塁、二塁。

 6番二俣の代打松山。4球目を打って三塁への浅いファールフライ。転びながらキャッチ。羽月、むつかしい姿勢のキャッチを見て、タッチアップで本塁を突いたがアウト、ダブルプレーで一瞬のうちにゲームセット。

 

 カープの敗戦が決まった。

 

 新井監督は代打の切り札として迷わず松山を送り出したと思う。しかし最近の松山ほとんど外野飛球もなく内野ゴロか三振。早い球について行けず、早い球に合わせて待っていると得意の落ちる変化球(フォーク)も掬えなくなっている。

 

 だから少し休ませた方がいい。それより若手に食らいつかせる方がいい。その意味で前の打席三振したが代えずに二俣に打たせるか、気分を変えるなら石原、中村健を代打に送り出した方がよかったかもね。

 

 これでドラゴンズに連敗で対戦成績3勝8敗。

 ナイターでベイスターが勝つとゲーム差なし、追いつかれることになる。

 

 若手をどしどし使ってもらいたいね、新井監督。