枚方に駅続きのショッピングセンターができたとか…
昨日から今日午前中までバタバタの一日半だった。
昨日は早朝から出かけ、帰宅してひと息ついて近くのお医者さん、夜は田舎から、闘病中の次姉の容態の連絡。何とかまだだが90歳近くになれば病がなくても……気がかりだが僕も今朝一番に先週受けた内視鏡検査の結果を告げられる日。
といっても先週、検査が終わった場で大きな問題がないことをお話しいただいており気楽に枚方の大学病院へ。
指定された受診室の順番は二番目。9時過ぎに呼ばれて入室。4年前の胃がんの手術痕は問題なし、来年同時期5年目の検査日を決めた。が、後一つ親譲りの心肺の問題があったが、もう少し経過を見てで終った。
ノー天の僕にとっては胃が快癒してるとか再発してるとか、この歳だから左程気にかけていないが、心肺の方は息苦しさをともない、大好きなゴルフも出来ない、遠方の旅行も難しいかなの状態になってきている。気持ちは松尾芭蕉ではないが「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」ほど、まだ強いだけに迷いや悔しさがある。
診察を終え、まあまあ結果良しで解放され、付き添った家内と出口へ向かっていて急に小水をもよおしてきた。家内にそのことを告げ、逆方向へ歩きだした横に杖をついたご老人(といっても僕より少しお若いかも…)がいるのに気が付いた。一歩一歩、同じトイレの方向だった。
「お先をどうぞ」と譲ろうとしたら、イヤイヤと首を振られ僕を先にと促された。そうだ、その方が迷惑を掛けなくて済む、「ではお先に」と前を急がせてもらった。しばらくしてその老人が追いついて来られ、隣り合わせ並んで用を足すことに。
ただ、そこで気づいたのは荒い息遣いだった。そんなに長くは歩いておられないだろうに、倒れるのではないかと心配になるほどの息遣いがそばを離れるまで止むことがなかった。
あの老人も心肺に問題があるのかもしれない。が、それでもひとりで杖をつきながら病院にやってきておられる。それからすると、フツーにいる時は息遣いがどうこうどころか何の問題もない、走ろうと思えばまだ十分走れる、そんな僕が、心肺がどうこうなんて言えたガラではない。
家内にその老人の話とあわせ、「僕が心肺のことを話すのは大げさすぎるかも。横着し過ぎ、努力が足りんのかも、あのおじいさんを見て、ちょっと反省させられたよ」と伝えた。
ホント、いい勉強になった今朝の病院行きでした。