★「日本周産期メンタルヘルス学会」への初参加★ | 「あしたば鍼灸院」のアシタバBlog

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茨城県守谷市にある 「あしたば鍼灸院」 院長の 『あしたば』 が 「不定期」 でお届けする 「アシタバBlog」 です。

今日は
「日本周産期メンタルへルス学会」
に参加するため早朝より都内
ひらめき電球





会場近くの「両国駅」
着きました。



  

 








 


「KFC=ケンタッキーフライドチキン」
かと思ったら・・・




「国際ファッションセンター」
の略称とのことあせる





“非常に密度の濃い”

「2日間のプログラム」でしたが



特に



「うつ病・パニック障害」等

「精神疾患の持病」を持った
妊産婦さん



および


「産後精神ケア」の
重要性




また


ハイリスク妊婦さん
「妊娠中の薬物治療」の重要性



産後も
「継続的」
かつ
「積極的」




★医療介入
(医師・助産師・看護師)


★行政介入
(保健センター・保健師)


★福祉介入
(ソーシャルワーカー等)



を行っていかないと




「産後自殺」
「育児放棄」

「乳幼児虐待」等々




“さまざまな問題”のリスク
増えるといった


非常に衝撃的
内容でした。。。





「血圧が高い(妊娠高血圧症候群)」
「血糖値が高い(妊娠糖尿病)」等
妊娠関連・身体疾患だけではなく




●うつ病
●パニック障害
●不眠症(睡眠障害)
●躁うつ病
●統合失調症
●てんかん等





“精神・神経関連の持病”
ある妊婦さん


「妊娠中もしっかり薬物療法」
継続しなければならない

ケースが多いそうですひらめき電球




「薬は赤ちゃんに良くないから」
「授乳中には良くないから」等と



“自己判断で服薬を勝手に
中止”
してしまったり



「病気への知識」
「薬物療法の重要性の知識」
が少ないまま・・・




ご主人(パートナー)
ご両親など周囲のご家族

よって“服薬中止”に至り



“病気が急激に悪化”して
“妊娠継続が困難”になったり




「育児放棄」
「乳幼児虐待」
「赤ちゃんの救急搬送」




場合によっては


「赤ちゃんが亡くなってしまう」
ケースもあるそうです。




このようなケースは
テレビのニュースで目にする
“稀な事故”ではありません
テレビ



“対岸の火事メラメラではなく


誰もに降りかかる
可能性



あるということです。





基本的に・・・





●うつ病
●パニック障害
●自律神経失調症など





ストレスの多い
現代社会
において




「明日は我が身」



の時代です!!




特に「産後」は・・・





●ご実家が遠い

●両親のサポートがない

●結婚で引っ越して
_友人(相談相手)が少ない

●ご主人が忙しく帰宅が
_遅くて、相談出来ない

●ご主人の出張が多い

●ご主人が単身赴任




“サポートが少ない”
“リスクが高い”のです
叫び





「全日本鍼灸学会」のように
鍼灸師ばかりが集まっている
学会はやはり“独特”ですが




「産科医」
「助産師」
「精神科医」
「臨床心理士」
「ソーシャルワーカー」
さんが




中心の学会ですのでかなり
“独特の雰囲気”
でした・・・・・(笑)




その中でとある
“精神科医の先生”




「いや~我々精神科医は
産科(外科医)の先生のように
ガンガン前に出て論文発表して
という人は少なくて・・・


基本なるべく目立ちたくない
引きこもりみたいなシャイな
ドクターが多いんですよ!」




とのお話が印象的でした
ひらめき電球





「重度の精神疾患」
に対して


“鍼灸治療単独”
全て対応出来る事なんて
ほとんど無いでしょう。。。




なぜなら・・・




一般的に
「重度の精神疾患」

“急いで医療処置”
行う必要があるケースが
多いと考えられるため




“気長に鍼灸で”
ゆっくり治そう等と言っている
場合ではないからです。





「厚生労働省」
データによれば毎年・・・


約3万人もの多くの人々
自ら“命”を絶っています。





とある
“医学部の教授”から
“医学生”への問題。





次の疾患(病気)の中から
今すぐ治療しないと

“死亡”する危険がある
“緊急性の高い疾患(病気)”
を選びなさい。





という質問をしました。




1「脳梗塞」
2「くも膜下出血」
3「心筋梗塞」
4「解離性大動脈りゅう」
5「うつ病」




当然、1~4まで
“緊急手術”等をしないと
死亡する危険性が高い。





しかし「うつ病」
どうでしょうか?





その“医学生”
「1~4」緊急性が高い
疾患です・・・と。



5の「うつ病」
緊急度が低い・・・と判断し
回答したのです。




その教授の答えは??








「アウト!!」









その教授はいったん
“ニコッ”と微笑みました。
しかしその後・・・





“極めて硬い表情”
なりました。





「なぜこの疾患の緊急性が
高いかわかりますか・・・?」



「うつ病は自ら命を絶ってしまう
可能性がある病気なんです」







との解説でした。






「産後」も




“体力回復の漢方薬”
“定期的な鍼灸ケア”

続けている方に関しては


「産後うつ」になってしまう
“リスクを減らす”事に


“少しは良い効果
あるかも知れません。





定期的にご来院されて
いる皆様は、既にご存知の事と
思いますが・・・
あせる






「発症してから慌てて治療」
するよりも


「発病しない為に予防する」
方が





余分な治療費や検査代
薬品代もかかりません。






通院のための、時間も
無駄になりません!!



 



一度、重症化してしまうと
“治療が大変”になるのは





「西洋医学」
でも
「東洋医学」でも同じなのです・・・。






産前(妊娠中)~産後
関係なく・・・


#眠れない(不眠)
#ざわざわする
#そわそわする
#動悸がする
#息苦しい
#めまいがする
#吐き気がする
#イライラする
#落ち込む
#急に涙が出る
#何を食べてもおいしくない
#何をしてても楽しくない
#授乳や育児がもう限界
#子育てが嫌になった
#生きているのが辛い・・・etc





こんな時は“自分1人だけ”
悩んで結論を出さずに




かかりつけの
●産科医の先生

かかりつけの
●助産師さん

かかりつけの
●看護師さん

保健センターの
●産後の訪問

●こころの健康相談
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117743.html




もちろん、どこでも誰でも
良いとは思いませんが・・・





「話しやすい人(場所で)」
にぜひ相談して下さい花




とにかく「1人で悩まない」
ことが「大切」ですクローバー


とにかく「1人で考えない」
ことも「大切」ですクローバー


とにかく「誰かに相談」する
ことが「大切」ですクローバー