
国分寺駅至近の場所にある「殿ヶ谷戸庭園」

「南満州鉄道株式会社(満鉄)」の副総裁を務めた実業家の
江口定條(えぐち さだえだ)氏が、大正2〜4年(1913〜1915)
に別荘として造成した庭が始まり。
当時は『江口氏殿ヶ谷戸別荘』、『江口別邸』と呼ばれていた。

昭和4年(1929)に三菱財閥の岩崎久彌(いわさき ひさや)が
購入。当時は2階建ての別荘であった。
湧水を生かした別荘庭園を、三菱財閥3代目の岩崎久彌氏が高台と
池を結ぶ二段構成の現在の庭園に整備した。

岩崎家時代に建てられた蔵。昭和20年(1945)4〜5月、東京全域
が大規模な空襲に見舞われ、国分寺市周辺(当時は国分寺町)も、
近隣の立川飛行場・調布飛行場への爆撃の巻き添えで被害を受けた
が鉄筋コンクリート造の蔵だけは無傷で残った。
岩崎家の書画・陶磁器・家具などの家財が焼失を免れたと伝わる。

いつもは閉じている蔵で、山野草の展示があり入ることが出来た。

蔵といっても三菱財閥の蔵は、住宅のような入り口だ。

この扉が空襲からお宝を守った。

庭園入り口を進むと右側に見えるテツは、
昭和9年(1934)の邸宅改築時に設置されたようだ。
テツとしては、ここに惹かれる!
まるでS Lのようなフォルムではないか。
この形こそが蒸気ボイラーの原理と構造で
蒸気機関車同様の製法で造られたもの。
明治〜昭和初期の邸宅附属施設に典型的な
「ボイラータンク」または
「貯湯・貯水槽」のために
設置されたようだ。
テツはこの形状と錆具合が気に入ったのである。

もう1つ、「ししおどし」も見てほしい。

一応、音も撮ってきた。

母屋の一部が資料室として開放されている。


なかなか居心地の良い空間だった。
殿ヶ谷戸庭園、堪能。
宿泊地は八王子。窓から鉄路が見える部屋だった。

E353系 「かいじ」を一瞬見た💦
次回もマロウド・イン八王子に泊マロウ!
東横インが見える側を希望すると、楽しめる。