物価高が押し寄せ、世の中は賃上げが当たり前となってる。自動車向けの加工を手がける大田区の日進工業は賃上げ出来無いでる。
従業員は10人の零細企業である。山梨県の工場でドア部品を作る自動車メーカーの2次請にあたる。
その自動車メーカーが円安で利益が膨らむが、ここ数年は赤字が続く。
メーカーは利益は出て、内部留保も増加するが、下受けの中小零細企業はメーカーからのコストカツト要求で、経営は苦しい。
此の会社では原油高と円安で原材料コストは1.5倍以上になった。今はようやく価格転訛は出来る様になったが、賃上げ交渉は出来無い。
海外展開を進めるなど円安を利益に繋げる大手と国内取引が中心でコスト増に苦しむ中小の体力差は賃金にも響いてくる。
連合の調査では春闘では正社員の賃上げ率は組合員300人以上の大手で5.16%、300人未満の中小では4.45%でした。従業員20人以下だと3.34%でした。
賃上げ機運が高まった近年は中小への波及を政府、経済界、労使組合も口を揃えた。
経済の高循環には必要とされてるからです。
しかし、大手企業はコストを価格転嫁した以上の価格設定で利益を上げてる。しかし、中小零細は価格転嫁出来ないから苦しんでるし、倒産も多くなる。
皆さんの会社はどの辺に位置してますか〜?
日本の経済は中小零細企業が支えてるのに、そこへの支援が少なさ過ぎると思います。
ありがとうございました。感謝、感謝💦😪