岸田と麻生の亀裂が深刻になってきました。
岸田は麻生に相談も無く、トップダウンで政局を動かしてきました。
派閥の解散しかり、政倫審への自らの出席しかり、そして、今回のパーティ券の購入の上限には公明党の5万円を丸のみした事には麻生は怒った。
自公協議合意から1周間経つが、麻生の怒りは収まら無いようです。6月8日、麻生に呼び出された岸田の側近は(次も岸田で良いと思ってたんだけど、な)_と言われた。
9月の総裁選も岸田を支えるとの思いが心変わりした─との言われ方です。
麻生は大会での挨拶で政治資金規正法をめくり(民主主義にはコストが掛かる。將來に禍根を残す改革は断固阻止しなければなら無い)
麻生の挨拶は明らかに岸田への当てつけだった。岸田は自民党案の10万円を取り下げ、公明党の山口代表との会談で公明党案の5万円で合意したからです。
岸田も(麻生さんは簡単には納得してくれねえだろうな)_と公明党案を丸のみした時に周囲に呟いたらしいです。まぁ、予想通りです。
麻生は与党党首会談の前まで、何回も岸田に電話して自民案の10万円を求めていたのですから、麻生の怒りは当然ですよね~。
そして、公明党側と実務的折衝をしてた鈴木元外務副大臣は麻生派の所属です。
(勝手に別の内容で合意してしまうなんて、現場はやってられねえよな)
麻生は自分の主張か、距離のある公明党の主張か二者択一の判断で、公明を取った事へのいら立ちがあったのです。
一方で改正法を通すには、岸田は首相を辞めるか解散しか無いから必死だったのです。
又、参議院では自民単独ての過半数は無いから、岸田にとって公明に譲るしか選択肢は無かったのです。だが、代償は大きかった〜?
麻生は政権運営の柱だった。しばらくは、岸田、麻生、茂木の3頭政治とも言われた。
しかし、ポスト岸田を狙う茂木と疎遠になると麻生の比重は大きかった。
一方で裏金問題で内閣支持率、自民支持率は低下したのです。岸田はトップダウンで政局を運営していったのです。
1月、岸田は麻生に根まわしせすに、派閥の解散を宣言しました。麻生は(聞いてねぇ~)と反発して、(麻生派は解散しませんよ)_と宣言。
此の件以来、2人には亀裂が入ったが、資金規制法改正案で、更に深い溝が出来たのです。
岸田は(どこかで丁寧なケアをしなければ)_と焦ってます。
岸田は麻生に会食を呼びかけても、麻生は応じて無いといいます。
でもね、麻生はキングメーカーで有り続けたいと思ってるはずです。きっと、岸田と折り合いを付けると思います。そして、岸田は屈する
なんか、ここまで新聞を参考にして書いて来て、虚しくなりました。権力者のトップダウンと、それにあがなう政治家の密室政治。
小池都知事の独善的なトップダウンの政治も同じお馬鹿さんの政治家たちに振り回される都民や国民。もっと現場からのボトムアップの政治がほしいです。
ありがとうございました。感謝、感謝😠💦