(なぜ住民感情に配慮しないのか)(町内会の全員が賛成しなければ施設の開設はやらせない)

 昨年10月、神奈川県横浜市金沢区の集会場で1人の住民がまくし立てた。


 知的障がい者のグループホーム開設を目指してた。大手の会社で毎年40ヶ所のグループホーム開設をしてる。しかし、金沢区では会社も役員も恐怖を感じて断念した。


 皆さんも今は健康だけど、いつ病魔に襲われたり、身体に障がいを負うか分からん。

そんな事態にならんことを願ってるけどね。


 でもさ、そんな事態になっても、今住んでる場所には愛着有るからさ。そんな場所に例えばどんな障がい者の作業所やグループホームでも出来たとしても反対するかな~?


 だけど、そんな施設が町内に出来るとなると反対を唱える身勝手な輩が必ず出てくる。

 理性が失われる。まるで犯罪者のアジトが出来るように。


 なかには障がい者作業所やグループホーム〜が出来ると、土地の価格が下落するなんて馬鹿な事を言う輩がいるんだ。そんな訳無いのにさ

 でもさ、そんな偏見や差別が有るのは悲しい


 僕は教師を60歳で退職したけど、その後、

身体障がい者作業所と統合失調症の作業所で職員として働いた経験が有ります。


 今はさ、駅には必ずエレベーターが有ります

道路も段差が少なくなった。商店や喫茶店に入るにも段差が無い。所謂バリアフリーですね。


 でもね、僕が教師をしてる時、ボランティアで身体の作業所で実行委員をしてた40年前は差別や偏見が半端なく凄かったよ。


 例えば、車椅子で介助しながら、道路を歩いてると、大抵の人々が珍しい物でも見る様に振り返っている。誰かが言ったのは背中の視線が痛いとね。


 でもね彼等は強かったよ。街頭で駅にエレベーターを設置する為の署名集めしたりもした。

其れを持って西武鉄道と何回も交渉したよ。


 粘って、粘って、ようやく最寄り駅のひばりヶ丘駅にエレベーターが付いた、その後は早かった。西武線沿線に波及していった。


 彼らは逞しくて強かった。勉強も良くしてたよ。僕がボランティアしてた作業所の代表だったAの家に行った時には驚いたよ~。


 障がい者用の都営住宅だったけど、部屋一面が本棚で、本がびっしり詰まってた。


 そんな先達の努力の結果が現在がある。

それなのに、今の連中は当たり前の如く享受している。作業所での会話はTVの笑い番組や芸能人のこと。阿呆だね~?


 社会の仕組み、知識、分かってない。知ろうともしない。生活保護を貰い、年金を貰って生きてる。確かに身体に障がいを抱えながらだけどさ。

 たから、先達は勉強してた。


 長くなってゴメンナサイ。

ありがとうございました。感謝、感謝🦝👻