土偶は昔から人気があったし、僕も好きです。特に最近の09年、大英博物館で(THE POWER OF DOGU)_との土偶の展覧会が開かれた。 7万人もの観客が世界中から訪れた。
日本でも東京国立博物館でも(国宝土偶展)_が開催された。 13万人もの来場者があった。
土偶の歴史的、芸術的価値が認められたんだね。芸術性は余り無いかな~?
土偶は縄文時代草創期の1万3千年前から弥生時代の或る時期まで造られてた。
では、一体何の為に造られでたかは縄文人にしか分からない。
そして、(安産祈願の為、狩猟や食料確保の為
病気の身代わり)〜。安産祈願は土偶の殆どが女性で胸が膨らみ、妊婦の様なので。食料云々は女性の妊婦像に擬した。
身代わりは土偶の脚なとが欠けてる。
これらの諸説は土偶の外見的特徴からの推測だからね~? でも、当たってるかな。
だって、わざわざ完成した土偶の脚などを欠いてるからね。
そんな土偶の正体に関して人類学者の竹倉史人の著書[土偶を読む]_が騒動を起こした。
(土偶は作物や貝殻の精霊をあらわしたもの)_との新説を述べた。
しかし、考古学者からは反論が相次ぎ、[土偶を読むを読む]_なんて本まで出版された。
詳しく書くと長くなるので省略して、結論は竹倉史人さんの負けだね。
1例だけ挙げると、土偶の中で最も有名な(遮光器土偶)_に付いて、竹倉氏は(サトイモの精霊である)_と言う。
しかし、縄文時代の東北地方では南方の野菜のサトイモの栽培は無理です。
考古学でも古代史も謎に満ちている。
例えば、邪馬台国の位置や卑弥呼に付いても謎だらけです。 だから、学者も素人の人々でも自分の説を述べたり出来る。
土偶に付いても、考古学者でも素人の竹倉氏でも自説は自由にどうぞかな~?
ただね、僕は思うんだ。縄文時代は狩猟、採取、漁撈が食料確保の手段だった。
そして、其れ等は男の仕事であり、女は家庭で子育てをしたり、土偶や土器を造ってた。
明確な役割分担があったのは事実ではある。
従って、出産が無事に出来る様に妊婦像を造ったり、男が狩猟などで怪我をした時にその箇所を欠いて、平癒を願った。
まぁ、土器や土偶の年表作りは考古学者に任せましょう。(ああでもないこうでもない)_と気が済むまでどうぞかな~?
ありがとうございました。感謝、感謝👻💩