脱国11 | メコンリポのブログ

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大荷物抱えた怪しいオババ様と二人で上陸。
田舎駅の切符売り場窓口もどきの、イミグレカウンターへと向かう。

いつもであれば窓口のヘジャブ姐さんにパスポートを゙出せば、ものの数分で入国終了となるのだが、
何やら難しい顔をして、窓枠に貼り付けてあるQRシートを指差す?
我輩のインドリシュ(インド英語)と姐さんのバハマクラッテ英語では、意思疎通不可。
1日に一人か二人程度しかタイ国籍を除く外国人が立ち寄らない最果てのイミグレ。
駆け寄ってきた警備のオッサン兵士と姉さん兵士に英語表記にしてそのままスマホを渡す。

もちろんお二人も聞いた事はあるけど、中身を見るのは初めてらしい。
「国籍は?」
「見りゃわかるだろお」
「生年月日は?」
「ヘジャブ姐さんが持っとるパスポート見ろっ」
「性別は」
「オレはオカマに見えるかあっ!」
「国番号は?」
「そりゃ電話番号かぁ?」
「どやって来ていつまでいるんだ?」
「泳いできたと思うんかぁ?」
「行き先の州はどこじゃ?」
「アラバマ州じゃい」(笑)
「そこの郵便番号は?」
「知るかそんなモン!」

お二人もお疲れ様でした。
後で知った事だが、1月1日からデジタルアライバルカードの事前(三日前から可?)登録が必須になったとか。
12月初め、在日大使館からは空路入国の場合と。
その後マレーシア政府観光局からは、空海陸全ての入国者と。

常にWiFiなんぞ飛んでない、ヘタすりゃ携帯電波も拾えない辺地を徘徊しとる我が身。
3日以内の事前登録なんざ無理難題。




コロナ真っ最中の゙タイ&マレーシア入国を思い出した悪戦苦闘でした。





イミグレ外から27番バスでコタバルへ
3.50リンギット