オリンパスの決算が発表されました。


正確には資料を見ていただければと思いますが、BPSが170円、総資産9,511億円に対し純資産が459億円でした。


借入と社債合計が6,653億円の会社ですから現預金が2,331億円あるといえども、新経営体制になってもリストラや財務体質改善は必至でしょうか。


また、「のれん」が1,217億円もあって、これが本当に価値があるのかわかりません。


買収したい会社が出てくるかもしれません。 その会社は、事業が欲しいのであって上場維持は不要なので、(何割かの確率で?)上場廃止が決まって株価急落した際の方が、(TOBで出るならば)行動に出易いとは思います。 


(頭の体操になりますが)上場維持が決まった場合、デイスカウントを入れた有利発行を、債務超過を避ける為出てくる可能性は有るのかも知れません


開発製造現場、営業、全て超一流と思っています。 この素晴らしい会社がいつか復活する日を待ち望んでいるところです。


今はマネーゲームの様相に近く、当面株は買わないまでも、注視してゆきたいと思っています。


インテルが4Qの見通しを引下げました。 一瞬あせりましたが、これはタイ洪水による供給の問題で、需要の見方に変化がなく、安心しました。


下記は小生が聞き取った概要です。 正確なものはホームページへどうぞ。


4Q 売上 : $14.7B ⇒ $13.7B  へ引下げ
4Q粗利 : 65% ⇒ 64.5% へ引下げ
implied EPS: $0.60-0.62 (コンセンサスは$0.69)

HDD不足が原因。3か月から6か月間、影響を及ぼすと見ている。その後1H12にはHDD生産回復に伴い、CPU在庫復元が行われると見ている。


ポジティブな点
1)インテル社PC/サーバの需要予測は不変
2)サーバ向のオーダーにも影響無し。Romleyのローンチタイミング・需要も不変
3)HDDの影響はローエンドへの影響が大きい→製品ミックスは良くなる
4)SSD回復は今はまだ見られない。いずれ来ると思われる

ネガティブな点
1)2週間前、既に在庫の急減が見られていた(経営陣の見方の甘さ露呈)
2)稼働率を引下げない→4Qでの在庫増可能性 (1H12に稼働率調整の可能性)


1. EUV

半導体の回路パターンを露光転写する際、露光機の性能が回路の細かさを決める大きな要素となります。 いまはフッ化アルゴン(以下ArF)のレーザー光を使っています。 限界が近いので、レンズと物体の間に液体(水)を入れて屈折率をよくする液浸露光機を今の最先端プロセスで使っています。


ArF液浸露光機の次は、極端紫外線(EUV、エキストリーム・ウルトラ・バイオレット)を使うと言われています。


今月開かれたセミコンジャパン展示会でも、話題になっていました。 いまEUVの光源開発が問題だと思っています。 EUVにスムーズに移行せず、ArF液浸の時代が少し長くなるように思えます。


ダブルパターニングと言われる方式のニーズが大きくなり、東京エレクトロン等は利益を得るのでしょうか。


2.微細化の目的

今までは微細化こそがコストダウンの王道でした。 今でも不変ですが、微細化の限界に近付いてきており、コストダウンの為の設備投資金額増加が大きくなり、メリットが薄れてきました。


しかしながら、スマホの時代になり、薄型化、低消費電力へのニーズが大きくなると、このニーズの為の微細化(コストは下がらなくても良い)になるのが、小生には新鮮に思えています。


半導体製造装置業界にとって、最後の?大きな良い波が来つつある様に思えます