2024年3月30日(土)の4 





 関山満願寺の本堂脇には馬頭観音像もありました。




 12:25 関山山頂 619メートル



 松平定信公の歌碑と六重の塔 



 松平定信公歌碑 
「   白川の里・・・・ 

 関もあらは冬の日さしをととめ置き 
 てふりし昔のあとやとやまし
 山ち行きてふりさけ見れば関の梅や 
 打ち寄す浪は只の松風   」 

 白河市の眺望。


左の方に南湖も見えます。南湖は農林水産省のため池で、南湖公園は、日本最古の公園と言われているそうです。





 石祠 



 本日のランチ(行動食)



 那須高原S.A.で買った桜あんどら焼き、ファミマで買ったこだわりマドレーヌと濃厚チョコパウンド。

 桜あんどら焼き→こだわりマドレーヌ→濃厚チョコパウンド の順に食べましたが、この順番は正解。

 濃厚チョコパウンドは濃厚で、これひとつで、もう他には要りません、という代物でした。どれも美味しくいただきました。




食べている時、大きな犬を連れたご夫婦と、少し遅れてお一人でいらした女性に会いました。

もうすぐ山頂、という辺りで男性お一人、この後、下り始めてすぐに男性お一人と会いました。今日、山道で出会ったのはこの5人だけです。

 私から「こんにちは」など声をかけましたが、何故かどなたからも返事が帰ってこなかった。皆様、しっかりした山歩き装備をされていて、私みたいな軽装の人を見て驚いたのかなあ。 

 風が冷たくて、そんなに山頂に長居はできなかったので、12:36、瀧不動登山道を下り始めます。 



お地蔵様



 いきなり鎖が設置された急傾斜。 



 鎖を持って後ろ向きになって、足で斜面を押しながらポンポンポーンッと下りたかったのですが、鎖を地面に打ち付けた楔(くさび)がぐらぐらしていて、強度が今一つ不安だったので、鎖を脇に挟むように両手で持って、斜面にたいして横向きに下りました。

 下りきった、少し広くなったところに、装備を整えた男性がいて、この先の下りもさらに急傾斜なので、

「凄い道ですね」

と言ったのに無反応。

 ピッケルまで持った方なので、私みたいなのがひょろひょろ鎖を下りてくるのにムカついたのかな? 

 その男性はピッケルはを使って、鎖は持たずにひょいひょい登って行きました。

 この先の下りを見たら、滑りそつな土の斜面に細い木の根っこが髭みたいにびろびろ生えていて、掴まれそうな木も見当たらないし、杖も借りてこなかったし、これは無理だな。ここを下りられたとしても、この先もっと難所が続くかも知れず、遭難の恐れもあると判断して、峠に引き返しました。

 さっき峠に来たとき、この石仏には気づきませんでした。ユニークな表情が好き。



 他の下山ルートを見ましたが、硯石登山道と、私が上ってきた内松登山道、もうひとつは名前も書いていない。

安全を優先して、来た道と同じ内松登山道を下りました。

 13:13 関山登山道入り口に戻ってきました。先ほども見たハナズオウ。






今は関山の南側にいます。ここからは、車の通れる道を、関山を反時計回りに巻くようにして、南→東山麓→北山麓と歩いて関山の北側方向、白河駅の方向に向かいます。 






この辺りは、こんなお城みたいなお寺みたいな、立派な家が多い。 



 「おくのほそ道」を歩く旅 第23日目の5 関山麓から白河駅への道 に続く