2024年2月12日(月)の2






昨年7月に兼六園に来たとき、I女史に「栄螺山に登ってきたら?」と言われたのですが、超汗かきの私は登りませんでした。山登り大好きな私が登らなかったので驚いていましたが、今回は涼しいので登ろうと思ったら、あら、通行禁止。







すぐ隣の茶屋(内橋亭)でお抹茶をいただき、栄螺山のことを聞いてみたら、1月1日の地震で崩れてしまったそうです。





この後は、2つ目の芭蕉句碑を目指して結構歩きました。

一旦金沢城に戻り、浅野川の方へ右折。

11:55 天神橋で浅野川を渡りました。




ひがし茶屋街方面へ進み、あ、ここ、7月に見た、と思う鳥居を背にして右の心臓やぶりの坂へ。

あと8分、のはずが、急坂でなかなか進まない。

そして、目指す宝泉寺入り口からはさらに胸付き八丁。階段とはいえ、転びそうなすごい坂。左右に石仏が並んでいるのが癒しです。





12:06 やっと上に着いた!

景色がきれい。瓦屋根が多い。





宝泉寺本堂





五本松




案内板
「  五本松

 五幹に分かれた老松。天にそびえ、天狗が住むという。
 泉鏡花の小説に『この神木に対して、少しでも侮辱を加えたものは立処にその罰を蒙る』とある。
 現在の松は三代目である。

  令和元年十二月 金沢市   」


灯籠の頭が落ちている。1月1日の地震で、でしょうね。





しかし、目指す芭蕉句碑が見つからない。裏の墓地へも探しに行きました。無縁仏かな?ごろごろ倒れているのは、やはり地震のせいかな。





見つからないので、先達に聞くことにしました。誰かのブログに書いてあるに違いない。

なになに。階段を上ってすぐ左のさつきの植え込みの中?

階段を上ってすぐにはないです。

もしかして、階段が一旦終わって再び上ったから、1回目の階段の終点かもしれない、と探しに行ったら、ありました。






「  柳陰軒趾

ちる柳あるじも我も鐘をきく 芭蕉 」


俳人鶴屋句空の草庵「柳陰軒」があった場所。




「おくのほそ道」を歩く旅 第19日目の3に続く