ずいぶん間があいてしまいました…
沖縄旅行最終日です。
「メキシコのタコス」のランチを満喫したあとは、19時の出発まで予定を入れていなかったので
那覇空港に行く途中で、よさげなところに寄り道しようということで
見つけたのが「中村家住宅」です。
「中村家住宅」は、約300年前に建てられた住宅で
戦前の沖縄の住居建築の特色をすべて備えている貴重な建物として
国の重要文化財に指定されていています。
時代の移り変わりや戦争を乗り越えて、屋敷構えがそっくり残っているという
のはとても珍しく貴重な建物なのだそうです。
門をくぐると中庭があり、正面がウフヤ(母屋)です。
一番座(客間)二番座(仏間)三番座(居間)からなっており
祖先を大事にする沖縄では、仏壇が家の中央にあり、南に向いています。
中村家は、この地方の地頭職(庄屋)なので、人の出入りが多かったそうですが
なんとも開放的でWELCOMな雰囲気♪
沖縄らしいなあと思いました
台風が多い地方なので、四方を琉球石灰岩の石垣で囲い、
その内側に防風林の役目を果たしている福木を植え、台風に備えています。
福木といったら、2日目に 福木並木 見に行きました!
並木を歩いて「涼しい~」と思いましたが、
福木の大きく厚手の葉は日差しを遮る効果に加えて
風を遮る防風林の役割もあったのですね。
この地に、なくてはならない樹なんだな
家の裏手は裏座といって、プライベートな空間として使われていたそうです。
屋根がつきだした部分は、竹葺きになっていてます。
通気性が良く直射日光を避け涼しい風を迎え入れてくれます。
これも、暑さを和らげる知恵 ですね。
台所と座敷の間にある板間は
住宅内を見学した後は、休憩所で一休み
食べたかった「ブルーシールアイスクリーム」をいただきました!
沖縄で食べたかったもののひとつです