アゼルバイジャンGP | 亜洲虎のブログ

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1997年前に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。

2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

アゼルバイジャンの首都バクー市街地コースで30日、F1第4戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたペレス(レッドブル・ホンダ)が、チームメイトのフェルスタッペンとのバトルを制し、今季2勝目を挙げた。

 

 

今年初のスプリントレース開催となった第4戦アゼルバイジャンGPだが、今年からスプリントレースは決勝レースのグリッドを決める予選ではなく、独立した競技となった。本戦は金曜日にノックアウト方式の予選が行われ、日曜日に従来どおり約305kmの決勝レースが行われる。土曜日は午前にノックアウト方式のスプリント・シュートアウト(スプリントの予選)が行われ、午後に約100kmのスプリント(決勝)が行われる。このレース結果は決勝レースに影響せず、優勝から8位までにポイントがあたえられる。

 

スプリントは第4戦アゼルバイジャンGPに加え、第10戦オーストリアGP、第13戦ベルギーGP、第18戦カタールGP、第19戦アメリカGP、第21戦サンパウロGPの計6大会で開催される予定となっている。

 

今回のスプリントのポールポジションを獲得したのはルクレール(フェラーリ)。ルクレールはこれまで2年連続でアゼルバイジャンのポールポジションを獲得しており、得意のコースでの速さを見せつける結果となった。しかし優勝したのは2番グリッドからスタートしたペレス(レッドブル・ホンダ)。ペレスは2020年のサヒールグランプリで初優勝を遂げたが、その後は2021年のアゼルバイジャンGP、2022年モナコGPとシンガポール市街地コースで開催されたシンガポールGP、ジッダ市街地コースで開催された2023年サウジアラビアGPで優勝しており、市街地コースマイスターの肩書を確たるものとした。

 

決勝レースのグリッドを決める金曜日の予選もルクレールがポールポジションを獲得。2番手はフェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手はペレスのトップ3となった。以下、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、アロンソ(アストンマーチン)、ノリス(マクラーレン)と続き、角田(アルファタウリ・ホンダ)が今季最高グリッドとなる8番手を獲得した。

 

決勝レースは51周。スタートでトップ6は順位が変わらず、壁が迫る市街地コースながらもクリーンなスタートとなった。4周目にフェルスタッペンがルクレールを抜いてトップに浮上。6周目にはペレスもルクレールを抜き、レッドブル・ホンダの1-2体制が築かれた。

 

 

このコースはハードタイヤの持ちが良いと考えられており、ミディアムタイヤでスタートしたドライバーは早目のタイヤ交換を実施。10周目には5位走行中のハミルトンが、11周目にはトップのフェルスタッペンがピットインし、タイヤをミディアムからハードに交換した。ところがその11周目、アクシデントからコースサイドに止まったマシンが発生しセフティーカーが導入。そのセフティーカーラン中にタイヤ未交換だったマシンが続々とピットに入り、先に交換したフェルスタッペンは3位に、ハミルトンは10位に転落した。

 

この時点でトップはペレス、2位はルクレール。以下フェルスタッペン、サインツ、アロンソ、ラッセル(メルセデス)のトップ6。14周目にリスタートするとフェルスタッペンは一気にルクレールに襲いかかり、2位に浮上してきた。ハミルトンも一気に順位を上げ、15周目には7位に浮上。セフティーカーで落とした順位を取り戻すべく、猛プッシュを続けた。

 

1-2体制に戻ったレッドブル・ホンダの2台は後続をどんどん引き離し、別次元の走りを魅せつけた。3位ルクレールにはサインツをかわしたアロンソが徐々に迫ってくる。スプリントに続き優勝を飾りたいトップのペレスと、3年連続チャンピオンのために、ここでしっかりポイントを稼ぎたいフェルスタッペンによる優勝争い。今季初表彰台を狙うルクレールと、開幕4戦連続表彰台を狙うアロンソによる3位争いはレース終盤が近づくにつれて、激しさがましてきた。

 

優勝争いと3位争いは17秒程度離れていたが、まるでこの4人が戦っているかのように、ファステストラップを更新し合いながらのバトルが続いた。ファイナルタップでもフェルスタッペンがファステストラップを更新し、アロンソはその100分の4秒遅れのタイムを記録。しかし2人とも前を抜くには至らず、市街地コースマイスター、ペレスが今季2勝目を飾り、2位にフェルスタッペン、3位ルクレール、4位アロンソの順でチェッカーを受けた。

 

ファイナルラップでファステストラップを記録したフェルスタッペンだったが、その直後、ソフトタイヤに交換してアタックを行っていた8位のラッセルがフェルスタッペンからファステストラップの1ポイントをもぎ取った。

 

アルファタウリ・ホンダはフリースが序盤にリタイヤしてしまったが、角田が素晴らしい活躍を見せた。8番グリッドスタートから、セフティーカーラン時に15位まで順位を落としたものの、ノリスやピアストリ(マクラーレン)らとバトルを繰り返し、46周目に記録したセクター3の最速タイムは、ファイナルラップでアロンソに破られるまで5周に渡り全体ベストの座を維持する速さもみせ、最終的に10位でチェッカーを受けた。

 

 

 

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