日本GP-決勝 | 亜洲虎のブログ

亜洲虎のブログ

1997年前に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。

2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

立体交差で時計回りと反時計回りが切り替わるユニーク

な鈴鹿サーキットにて、5日(日)15時から2014年FIA F1

世界選手権第15戦日本GP決勝が実施された。



土曜日に行われた予選ではメルセデスのロズベルグが

ポールポジションを獲得し、チームメイトのハミルトンが

2番手につけた。2列目にはボッタスとマッサとウィリアム

ズ勢が並んでいる。

2年ぶりの鈴鹿に挑むケータハムの可夢偉は19番手ス

タートすることになる。

サーキットは1周5.807km、決勝レースは53周で行われ

る。スタート時は雨脚が強まり、気温19℃、路面温度23

℃のウェットコンディションだった。激しい雨の影響で、レ

ースはセフティカー先導の下でスタート。2周目の途中で

赤旗が提示され、雨がやむのを待って15時25分にセー

フティカー先導でレースが再開された。

だが、マシンがコースイン間もなく、5番手アロンソのマシ

ンが突如パワーを失ってコース脇でストップ。

路面コンディションは徐々に改善し、9周目の終わりにセ

ーフティカーが解除された。

水しぶきを上げながら各車はポジションを争い、11周目に

入ったところでトップ10はロズベルグ、ハミルトン、ボッタス

マッサ、リカルド、マグヌッセン、ベッテル、ライコネン、ペレ

ス、クビアトとなった。

12周目に入ったところで、多くのドライバーがインターミデ

ィエイトに交換すべくピットに向かう。隊列の後方では16

番手を走っていた可夢偉もこのタイミングでタイヤを履き

替えた。

ピット作業が落ち着いた後はレッドブル勢が活躍を見せ、

ベッテルとリカルドがマッサとボッタスのウィリアムズコン

ビをかわして前に出る。

雨で禁じられていたDRSの使用は25周目に許可された。

先頭を走る2台のギャップはDRSが解禁されるまで1秒

以内に入っており、ハミルトンがDRSの力を借りてロズ

ベルグに対して激しくプッシュする。

緊張感の漂う走りを続けた2人のポジションは29周目に

ついに入れ替わり、ターン1のアウトから仕掛けたハミル

トンがリードを奪う。

レース中盤からコースの一部でまた雨が落ち始めており、

スーティルがターン7のバリアに接触。しばしイエローフラ

ッグが振られていたが、ビアンキがターン8でクラッシュ。

44周目にセーフティカーが出動する。

ハミルトンとロズベルグはコース上にとどまることを選び

セーフティカー先導下での走行が続いていたが、46周目

に赤旗が提示され、47周目にそのままレース終了となる

ことが発表された。

全周回は消化されなかったものの、雨の鈴鹿の覇者は

ハミルトンで確定。2番手以降はロズベルグ、ベッテル、

リカルド、バトン、ボッタス、マッサ、ヒュルケンベルグ、ベ

ルヌ、ペレスまでがポイントを獲得した。

可夢偉は19位完走。

43周目にコース脇でクラッシュしたマシンの撤去作業を

していた回収車にぶつかり、意識不明の状態で病院に

搬送されたビアンキ(マルシャ)は頭部に重傷を負って

手術を受けている。術後は集中治療室に移されるという

ことであるが、その後は公式発表なし。

ビアンキの無事を祈ります。