大晦日の今日はバンコクの郊外にある孤児院を訪問しました。
11月は会社関連のボランティアの日に、盲学校へ行きましたが、
今回はまったく個人での訪問になります。
盲学校訪問についてはこちら。
http://ameblo.jp/asian-life/entry-10162746100.html
ここパヤタイ・ホーム・フォー・ベイビーズは、
病院や路上で心ない親に捨てられてしまった5歳以下の子供たちの施設です。
また子供が成長するにふさわしくない環境で暮らすことを余儀なくされた
子供たちの引き受け先でもあります。
パヤタイ・ホーム・フォー・ベイビーズ
http://ameblo.jp/asian-life/entry-10162746100.html
まずは寄付カウンターで寄付金を預けてきました。
私たち以外にも、年末にもかかわらず数組のタイ人が寄付カウンターにいました。
夫がノートに寄付者の署名をした後、レシートが発行されました。
この日寄付したのは6000バーツ。日本円にすると2万円程度です。
わずかでも子供たちの生活の足しになればと思います。
その後は施設を見て周りました。ゼロ歳児が寝ているベッドの部屋。
1-2歳児が駆け回っているプレイルーム。いろいろありました。
私たちはこのプレイルームで1時間ほど子供たちと遊んできました(*^ー^)ノ!!
3人くらいが一度に抱っこしてo(^▽^)o!!とせがんできて、
私たちも困惑しながら、あくまで平等に遊ぶよう努力しました。
男の子はちょっと乱暴気味な子や、
音を立てて周りの注意を引こうとする子、いましたね。
そしてそういう男の子を女の子たちがいさめたりするシーンも。
とっても懐いて離れようとしない子たちはまるで自分の子のように思えて、
同時になぜ彼らが本当の親から捨てられなくてはならなかったのか、
悲しくてたまりませんでした。
施設の決まりで訪問客が帰らなくてはいけない時間になっても、
子供たちは全然気にしない(`∀´)!という態度で相変わらずじゃれてきます。
保育士さんたちが無理やり引き離してわんわん泣き出す(。>0<。)子も・・・。
最後の最後まで手を離してくれなかったあの女の子。
ずっと笑顔だったけど、私が遠ざかることを知って、
急に顔を曇らせて、悲しそうな瞳に涙をためて・・・。
私も気持ちを抑えられなくて、大泣きしてしまったのです。
子供たちと別れることも悲しかった。
そしてまた明日になれば同じ毎日に帰っていく自分も、子供たちも、せつなかった。
たった数時間の訪問客でしかない、自分がやるせなかった。
様々な思いを胸に、帰りのタクシーの中でも涙は止まりませんでした。
http://www.phayathaibabieshome.go.th/