道後温泉、翌日。
宿のかたに母が、実は若い頃このあたりに住んでいたの、と話しているのを聞き、私と妹は「ええーっ?」。毎晩歩いて温泉に行っていたとか。そうか、観光客で賑わう本館も昔は普通の銭湯、でしたか。
それなら、住んでいた家が残ってるか思い出の地に行ってみようよ~ということで・・・、
道後温泉に近い、四国霊場第51番札所「石出寺」へ。
観光名所でもあるこの寺の、ど真ん前にある親戚のお屋敷に、習い事のために二十歳の頃から数年お世話になり、寺の前を流れる小さな川で洗濯をしたものだとか。その川って、これ?
家があったところは、大きな饅頭屋さんになっていました。すっかり景色が変わってしまって・・・という母の遠い目。でも寺と小さな川は、60数年たった今も変わりなくここにあるのよね。今は身なりを構わないおばあちゃんですが若い頃は美人だった母の(←めっちゃ失礼ね)乙女の頃を想像し、ほっこりとした気分になりました。
続いて、念願だった砥部焼きの里へ。
ぽってりした白磁に藍色で染付された、あたたかいイメージの砥部焼き。
陶芸館のお手洗いボウルも、砥部焼きでした。
年に一度の「砥部焼きま祭」が先週あったせいに違いなく、なんかなぁ~と器選びは難航。そんな中で厳選したお皿は、料理教室でも登場しています♪
さて、往路は、岡山から瀬戸大橋を渡るルート。帰路は、今治に出て、しまなみ海道へ。
来島海峡SAで、今治のB級グルメ「焼き豚玉子飯」をいただきました。
焼き豚と半熟目玉焼きのせて、甘辛いタレをかけた丼。レンゲで黄身を崩していただくと、焼き豚との相性は言わずがものの美味さ♪ 家でも作れそうな気がする。
青空の下、多島美を堪能しながらのドライブでした♪