発生多発地帯
バリ島デンパサール近くの寺
状況
寺があるが、入れないと外から見ていると、案内人という男(普段着)がやってくる。
結果
ただで回っていると、常に言い続けるが、最終的には金銭を要求される。
事件簿
寺に入る。ということは、金がかかる。
これは日本も同じなので、当たり前のことである。お寺を維持するためのお金と思えば、全く払うことにいやな感じはしない。
今回の寺は、別に有名でもないので入らなくてもいい(入れなくてもいい)感じだった。待っていると、片手に教科書、地図らしきものをもった、青年がやってくる。
「中(寺の)みたいのか?」
とのこと。以前も話をしたが、手に地図を持っているやつは、120%信用ならない。今までまともなやつはいなかった。
暇なので、騙されてみた。
一通り中をぐるりとみせてもらって。とくになにもないので外にでた。
「のどが渇いた飲み物をかってくれないか?」とのこと
おれののどが渇いていたし、別に興味がない寺だがみせてもらったので、ジュースぐらいとおもった。
「デンパサールに戻りたい、乗合バスでつれてってくれ」とのこと
だんだん、調子こいてきたので、それはNOだと伝える。
「大した値段じゃない。3000円ぐらいだ。」
とぬかす。
ぶっちゃけ、100円ぐらいでデンパサールまで戻れる。
「交渉してあげる、2500にはなる。おれはお前らが好きだと」
おれは、そいつが交渉している間に、走って逃げた。