一昨日の朝、台湾東部で大きな地震がありました。花蓮を中心に大きな被害が出ています。建物の崩壊等でいまだ閉じ込められている方もいるようです。

一刻も早い救出と、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

 

台湾は世界の中で、日本ともっとも親しい友人のような国。これまで日本が大きな災害に見舞われるたびに、もっとも早く、もっとも暖かい手を差し伸べてくれました。

状況が落ち着いた段階で、日本にできることがあれば最大限の御恩返しをしたいです。

 

さて、バンコクです。

Day:5

5日目の午後。帰国日前日で事実上の最終日です。午前中はスクンビット通りを歩き、ホテルでしばし休息した後、最後の街歩きに出かけました。

 

最後ということで、バンコクの中でもいちばん好きな一画、チャルンクルン通り周辺を歩きました。

 

ホテルを出て小路を1~2分歩くと、すぐにチャルンクルン通りとなります。タイの文明開化と近代化をになったバンコクで最初の西洋的な道路。チャオプラヤ川と並行して走り、チャイナタウンを経由して王宮あたりまで伸びる幹線道路です。

 

 

チャオプラヤ川の方向に少し中に入ります。裏通りの一画に建つ美しいお寺、ワット・スアンプル―。

 

 

観光というよりも地元の人たちに愛されるお寺のようです。

 

 

小学校併設のようですね。

 

 

女の子、可愛いラブ そう言えば私の幼稚園も仏教のお寺がやってましたよ。

 

 

タイの街角でよく見かける祠。背後の建物はマンダリン・オリエンタルホテル。

 

チャオプラヤ川沿いに並んで建つシャングリラ・ホテルやロイヤル・オーキッドシェラトンなどの超高級ホテル群の中でも、もっとも伝統と格式の高いコロニアル風のホテルです。サマセット・モームやジョセフ・コンラッドが常宿としていました。

 

 

ロイヤル・オーキッドシェラトンに隣接するリバー・シティのショッピング・センター。

 

 

このあたりには各国の大使館も多いです。これはフランス大使館。

 

 

大使館内部は見えない代わりに、中の様子を描いたこんな絵が飾られています。こんなところで働いてみたいですね。

 

 

これはポルトガル大使館。チャオプラヤ・エクスプレスボートからはとても美しい建物が見えるのですが。

 

 

タイのカトリック教会の総本山、アサンプション教会の大聖堂。

 

 

アサンプション教会附属の学校から帰校途中の学生たち。

 

横浜で言えば山手のキリスト教系の女子校のような感じでしょうか。タイの近代化に必要な人材をたくさん送り出してきたのでしょうね。

 

 

もうひとつのカトリック教会、聖ロザリオ教会。正式にはカラワー教会というそうですが。4年前にも見学させていだきましたが、内部も外観もとても美しい教会です。

 

 

これは4年前、船から撮った写真です。美しいですね。

 

 

教会の来歴が書かれた掲示板です。バンコクのカトリックの初期の動向が記されていて興味深いです。

 

首都がアユタヤからバンコク対岸のトンブリに移った当初、ヨーロッパのカトリックのグループはトンブリ地区の「Kudi Chin Area」というところに本拠を構えたということで、次回はこの「Kudi Chin Area」のあたりを散策してみたいです。

 

 

旧税関の建物です。4年前の段階でも供用はされていませんでした。バンコク・スカイトレインを運営する不動産会社、Uシティがこの建物の再生事業に取り組むことになり、2025年の完成を目指して、宴会場、会議場、レストランなどを備えた観光施設として開発する予定ということでした。その後のコロナ禍でどうなったのかと訝っておりましたが・・・

 

 

再生のための工事に入ったようでした。旧建物のよい部分をしっかりと残して、新しい酒を注いでほしいですね。

 

 

歩き疲れたということではないのですけど、前回積み残した課題をクリアすることに。

 

 

バンコク市内のあちこちに展開している「Café Amazon」です。日本を発つ前に、日本で第2店舗目がオープンしたという記事をどこかで読んだばかり。

 

 

タイの山岳地帯でコーヒー豆を栽培する人々を支援するためのプロジェクトで、タイ国内では2300店舗以上、日本でも震災復興を願い福島県川内村に初出店し、その後、和歌山県で2店舗目、そして最近、3店舗目を福島県で開店したとのことです。

 

 

モカだったと思います。美味しかったですよ。

 

それにしてもタイ人が近代的なコーヒーを好むようになるとは思いませんでした。いまのタイ人、20世紀のタイ人とはまったく別の人種のように思えますニコニコチョキ