Day:3
1782年のバンコク遷都前、トンブリ王朝時代にチャイナタウンだった街、タラート・プルー。
ざっと歩いた限りでは、なかなかチャイナ・タウン風の光景は見つけられませんでした。帰国していろいろチェックしてみたら、夕方以降にたくさんの屋台が開いて賑わいを見せるようでした。マハチャイ線のタラート・プルー駅近くはミニ・ミニ・メークロンの折りたたみ市場のようになっていたりとかで、面白そうです。
予習が足りなかったのですね。次回は夕方以降に行きますよ。
でも、ここまでの街歩きも充分楽しかったです。
さて、ここまで来たからには、次はインスタ映えのお寺として最近ブームのワット・パクナムですね。
タイ国鉄マハチャイ線タラート・プルー駅前です。ずらりと並ぶオートバイはバイク・タクシー(モーターサイ)でしょうか。
右側は開店前の屋台のようですね。昼間はおとなしく、夕方以降に賑わう街なのでしょうね。
チャイナ・タウンかと思ったら、なんとリトル・トーキョー?
アジアの人たちの寿司ブーム、昔を知る者にとってはびっくりぽんとしか言いようがないです。タイ人もインドネシア人もシンガポール人もマレーシア人も当たり前のように生の魚を食べるようになるとは・・・
それだけ皆さん、お金持ちになって、食品の温度管理、衛生管理もしっかりできるようになったということなのかと思います。
タラート・プルー駅から歩いて10数分。ワット・パクナムのお隣りのワット・クンチャンだったと思います。このお寺も楽しそうなので、次回は参拝したいです。
さて、お目当てのワット・パクナムです。
2017年から4年ぐらいかけて建立され、2021年に完成した黄金仏。高さ69mとか。ちなみに鎌倉の大仏は台座含めて13.35m。いかにこの黄金仏が巨大なのか、想像できますでしょうか。
後ろから見るとこんな感じです。左は大仏塔。
大仏塔の5階。仏舎利奉安塔です。天井画の写真、タイに興味をお持ちの方なら、一度や二度はご覧になられたかと思います。このお寺に来たからには、この写真は必須ですね。でも、さすがにインスタグラムに載せるのはちょっと恥ずかしいので、まだ載せていないですよ。そのうち、スワイプの後ろのほうにそっと載せるつもりです。
最上部に小さな仏像が鎮座していますね。それにしても、日本では絶対にこういうお寺は現れないと思います(成田に別院があるようですが)。同じ仏教国とは言え、宗教に対する国民の感性はずいぶん違っているなあと実感しましたよ。
黄金仏や天井画が有名ですが、お寺自体はアユタヤ時代に創設された歴史ある王室寺院とのことです。
参拝を終え、標識に従って運河のほうに歩を進めると・・・
船着き場です。実は、このワット・パクナム、私のホテル近くのサトーン船着き場からボートで直接来れるようですね。
観光用のボートがひっきりなしに走っていました。Google Mapsを見ると、近くにクローン・バーンルアンという水上マーケットもあるようですね。ワット・パクナムの船着き場でボートをチャーターして水上マーケット観光ができるのでしょうか。
参拝を終え、帰路につきます。
地元の食堂です。この日は久しぶりにパンを食べたくなったので、ホテル近くのロビンソン・デパートのパン屋さんでパンを買ったのですけど、今から思えば、どうしてタラート・プルーでランチしなかったのか、悔やまれます。
お気に入りの1枚。マハチャイ線のマハチャイ行きの列車です。あと1分早くここへ来ていればもっと近くで迫力ある写真が撮れたのにと思ったのですが、帰国して写真を見たら、町の雰囲気がわかるこの写真もいいなあと思うようになりました
「協天大帝」。ちょっと調べたら、「協天大帝関聖帝君」ということで、神格化された関羽のことのようです。ということは、関帝廟? そんな風には見えませんでしたが。
これはよくわかりませんでした。
「姑娘神廟」ということで、若い女性の神様を祀る廟のようなのですが、どういういわれなのか、興味深いです。
BTS(バンコク・スカイトレイン)シーロム線のタラート・プルー駅から撮った1枚。タイ国鉄マハチャイ線のタラート・プルー駅周辺とはずいぶん雰囲気が異なりますね。
コンドミニアムに住み、シーロム線で都心に通勤し、近代的なショッピング・センターで買い物する新しい世代の人たちと、伝統的な暮らしを営むマハチャイ線沿線に住む人々。
同じタラート・プルー駅なのに、どうしてシーロム線の駅をもっと近くに作らなかったのか不思議だったのですが、あえて近くに作る必要がなかったのだということが、行って見てはっきりとわかりました。
シーロム線のスカイトレイン。マハチャイ線とはずいぶん違いますね。
チャルン・クルン通りに帰って、ロビンソン・デパート脇のナイト・マーケットでマンゴーを買い、
ロビンソン・デパートの地下で買ったパンで遅めのランチをとりました。