昨年11月のバンコク旅行記の再開です。バンコクは、実は何度も訪れているのですが、今回の旅行のいちばん大きな目的は、バンコクの文明開化道路、チャルン・クルン通り界隈の雰囲気に浸ることでした。はい、ちゃんと浸ってきましたよ()

 

まずは、タイのカトリック教会の総本山、アサンプション大聖堂です。

 

 

1821年に最初の教会が建設され、1909年に現在の大聖堂の工事が始まりました。1919年に完成したそうです。

 

 

ステンド・グラスが美しいですね。

 

 

以前から興味を抱いていたのですが、バンコクを訪れる機会がしばらくなく、今回やっと実現しました。

 

 

チャオプラヤ川のオリエンタル船着き場からすぐ近く。マンダリン・オリエンタルホテルのほぼ隣りです。

 

 

教会附属のアサンプション学校。英語教育で名高く、戦前から多くの人材を産み出してきたとか。

 

 

横浜で言えば、キリスト教系のフェリスや雙葉、共立学園のような感じでしょうか。でも、男子生徒もいたので女子校ではなかったですよ。なぜか写真には男子生徒が写っていませんが(^^)

タイの学校の様子はあまり見る機会がないので、興味深かったです。でも、日本の学校と大きな違いは感じませんでした。まあ、そうですよね。

 

 

教会の敷地内はとても美しかったです。

 

 

タイも日本と同じ時期、19世紀の中頃から文明開化に乗り出し、その中心がこの新しい街、チャルン・クルン通り界隈でした。バンコクの中でも街の国際化の歴史をもっとも感じさせてくれる一帯だと思います。

 

 

バンコクの名門ホテル、マンダリン・オリエンタルの隣りにイスラム教徒の集落があります。「MASJID」とはアラビア語で「ひざまづく場所=礼拝所」、つまりモスクのことだそうです。残念ながら通りの写真は撮っていませんでした(^^;。でも、周囲の景色とそんなに大きな違いはありませんでした。

 

 

そのイスラム・モスクとマンダリン・オリエンタルの間にあるのが築130年の旧税関建物。ご覧のように朽ち果てた感じが強いですが(^^;、最近読んだニュースではバンコク・スカイトレインを運営する不動産会社、Uシティがこの建物の再生事業に取り組むことになったそうです。2025年の完成を目指して、宴会場、会議場、レストランなどを備えた観光施設として開発する予定だとか。楽しみですね。

 

 

チャオプラヤ・エクスプレスボートから眺めた旧税関建物。マンダリン・オリエンタルやロイヤルオーキッド・シェラトン、シャングリラといった5つ星ホテルのすぐ近くというロケーションを考えると、とても大きな観光資源になりそうです。

 

 

イスラム・モスクからロイヤルオーキッド・シェラトン方向に向かって歩いている途中で見かけたのが、この「WAREHOUSE 30」。「WAREHOUSE」ということは、つまりは横浜の赤レンガ倉庫のような施設なのでしょうか。

 

 

はい、そうでした(^^)。こんな感じです。お洒落スポットとしてけっこう人気のようです。コーヒーでも飲んでくればよかったかな。

 

 

さて、今回泊まったホテル、「Bossotel」です。ホテル予約サイトのアゴダでは3つ星となっています。中級ホテルの部類ですね。ここはロケーションの良さで選びました。チャルン・クルン通りのすぐ裏ということもあるのですが、バンコク・スカイトレインのサパーンタクシン駅や、そのすぐお隣りのサトーン船着き場まで徒歩数分。交通の便は、これまで泊まったバンコクのホテルの中では最高でした。

 

 

外観です。4階のいちばん右側が私の部屋です(^^)。ちなみにセブン・イレブンまで徒歩2分程度。地下にスーパーのあるロビンソン・デパートまで徒歩数分。周囲には朝の7時には開いている朝食のお店もたくさんありましたよ。

 

 

部屋の内部です。とても広くて清潔。お湯が豊富に出るバスタブも、ちょっとしたバルコニーもついていましたよ。小さすぎて使えないバルコニーでしたけど(^^;。でも居心地は凄く良かったです。次回もこのホテルに決まりです。

 

 

ベッドでいっしょに寝ていたのは、ダイアン・レインハートラブラブハート。嘘ですよニヤリ。昼も夜もひとり旅でしたよ()

 

 

小さなバルコニーから撮った写真です。右下はタイ寺院で、その前にはちょっとした露天商が。道路の下のほうへ100メートルぐらい歩くとチャルン・クルン通り。上のほうに行くとチャオプラヤ川。

 

 

毎朝、朝食前にこのあたりを散歩していました。ああ、早くまた行きたい。